カテゴリー「スポーツ」の178件の記事

2016年9月19日 (月)

パラリンピックのメダル数

 リオパラリンピックも終わろうとしている。日本選手もよく頑張っている。称賛したい。
 ところで、国別にメダルが集計されていて、これは現在の数字だが、中国が金メダル107個、メダル総数では239個と他を圧倒している。これに対し、日本は金がなく、総数で24個である。
 オリンピックは国別対抗戦ではなく、あくまで個人の競技であり、金メダルをとった選手は称賛されても、国家が褒められるわけではない。日本は金がなかったことを悲観すべきではない。金が欲しかった選手、メダルが欲しかった選手たちは残念であったろうが、お疲れさまと声をかけたいし、再チャレンジする選手には捲土重来を期待したい。
 そういうわけで、スポーツと国家、スポーツと国民との関係を考えさせられたのであった。もっと深い考察は次にしたい。
 

2016年9月18日 (日)

ボディビルダーの体力測定企画

 YouTubeでボディビルダーのポージングを検索していたら、ボディビルダーの体力、身体能力を測定しようというテレビ番組が目に触れたので見てみた。
 
 内容は男性ボディビルダー3名(うち1名はお笑いタレント)女性ボディビルダー1名に、握力測定、背筋力測定、反復横飛び、走り幅跳びをやらせて一般人の平均値と比較しようというものである。
 結果はやる前からおおよそ予想ができた。それは、これまでに似たような企画を見た記憶がかすかにあったし、ビルダーの体の特性から予測できる部分があったからである。握力は一般人を大幅に上回るであろうし、背筋力はそれ以上に上回るであろう。前腕は一般人も普段の生活の中でかなりの程度使う部位であるから、あまり使わない背筋よりも差が出にくいのは道理である。実際、背筋力の測定結果は目を見張るものであった。
 一方で反復横飛びと幅跳びは一般人とさほど変わらないと思われた。ボディビルではそのような動作は行わないことが一つの理由であるし、脚力がある反面体重が重たくなっているので効果は減殺されてしまうからである。結果はほぼそれに近い内容になった。
 もう少し考えてみると、ボディビルを始める人は一般人のカテゴリーに入る人かどうかという問題もある。アスリートがボディビルに転身した場合であれば、おそらく反復横飛びと幅跳びでもよい記録が出るのではないか。しかし、実際は一般人もしくは競技経験の浅い人の割合が多いように思うのである。
 ハンマー投げの世界チャンピオン室伏は、筋骨隆々であり、ボディビルダー顔負けの肉体を誇っていたが、立ち幅跳びでは驚異的な記録を出すと聞いたことがある。彼がボディビルをやってみたら日本でも有数の選手になるのは間違いない。
 ボディビルという競技は、ある意味誰にでもできる競技であり、努力次第で一定のレベルに達するものである。私は、その人の熱意とストイックな精神を測る競技であると思う。
 ボディビルダーの幅跳びの記録が振るわなかとしても、それを笑ってみるのはそうやって熱心にトレーニングを積む者のを愚弄する行為ではないかと考える。
 

2016年8月21日 (日)

リオオリンピック メダリストベスト5 私の勝手なランキング

まだ終わってはいませんが、私の勝手なメダリストベスト5

1位 金藤・金  競泳女子200m平泳ぎ 諦めずによく続けましたね

2位 吉田・銀  レスリング女子53kg 4個の金は彼女のおかげです

3位 陸上男子100m×4・銀  競争による個のレベルアップとチームワークによる

 バトンリレーのスキルアップ

 
4位 卓球男子団体・銀
  ランキングを上回る成績、チーム力と気力の勝利


5位 原沢・銀
 柔道男子100kg超級  あのリネールと互角の戦い


次点 タカマツペア・金
 バドミントンダブルス  見事な逆転劇。実力通りの結果ですが


次次点 三宅・銅
 重量挙げ  彼女の体はボロボロでした   

2016年8月20日 (土)

100m×4リレー 驚異の進化

 リオオリンピック陸上競技男子100m×4リレーで日本チームが2着となり、銀メダルを獲得した。予選で2番目の記録を出していたが、他国がメンバーチェンジをしてくることから、メダルが取れるかどうかが焦点だった。
 結果は37秒60という、予選で作ったアジア記録(当然日本記録)をさらに上回る好記録で2着となり、予想以上の銀メダルを獲得した。1着はアンカーのボルトの力でジャマイカ。3着はアメリカだったが失格し、カナダとなった。日本とアメリカ、カナダとは僅差だった。
 私が驚かされたのはタイムである。これまで日本チームは38秒を切ることができなかった。ほとんどの大会で38秒台半ばの記録であった。したがって、走者一人当たりコンマ2秒縮めていることになる。それだけ個の力が上がってきたといえるし、バトンリレーのスキルアップも加わっている。アメリカ、カナダとの差は小さかったので両チームの走り次第では4着もありえたが、メダルの取れる確率はずいぶん上がっていたのだと、終わってみて改めて感じるのである。
 チームワークの勝利だったと言えるが、私としては桐生選手が特によい走りをしたと思っている。100mは不本意であったが、それを忘れてチームの勝利のために「がむしゃら」に走ったそうである。この先数年を考えると、桐生とケンブリッジの時代になるだろう。9秒台は必ず出る。競い合って、東京での銀以上の基礎を作ってほしい。
 
 

不運を引き受けた吉田沙保里 君悲しみたまふことなかれ

 リオオリンピック女子レスリング競技において金メダル4個を獲得するという大活躍を見せた。特に初日は奇跡的な逆転劇もあり、3選手がすべて金という予想を上回る結果であった。
 私はレスリング競技に特に詳しいわけではないが、女子については世界のトップに君臨しており、マスコミでの露出も多く、情報が入ってくる。私の戦前の予想では、伊調選手と吉田選手の金はかなり厳しいのではないかと考えていた。この過酷な競技において加齢にともなう体力低下の影響は大きいであろうし、年々攻め方も研究されているだろうから、最後まで勝ち続ける可能性は前回よりも大きく低下していると考えていた。
 伊調選手は逆転で金をつかんだ。もちろん、地力があっての勝利ではあるが、薄氷を踏んだ。これは日本選手の初日のよい「流れ」、「運の流れ」がもたらしたものだと思う。しかし、流れはいつまでも続くものではない。幸運の総量には限りがある。
 不運を引き受けたのは吉田沙保里選手だった。決勝戦での点数の差はわずかだったから、展開によっては金もありえたかもしれないが、もはや流れは残っていなかった。吉田選手はチームの、あるいはそこを超えて日本選手団のリーダー的役割を担い、その部分にも気を使わざるをえなかった。いろいろなことがマイナスの要因になったに違いない。しかし、その分、他の選手の結果になって現れたに違いない。私はそう解釈する。
 吉田選手は、悔しいだろうが、一戦の勝ち負けやメダルの色にこだわらず、自分の役割とこれまでのレスリング人生を誇ればいいのだと思う。観ていた人々は、だれも失望などせず、奮闘を称賛するに違いないのだ。
 米国の新聞は、この一戦の結果を、今大会最大の番狂わせだと報じた。世界が認めるレスリングの女王であった。

2014年7月26日 (土)

智弁和歌山 敗れる

 昨日、智弁和歌山のOBが、明日は楽に勝たしてくれないだろうと言っていた。

 悪い流れになった。初回に1点を取ったが、その後は無得点が続く。いわゆるスミイチである。市立和歌山が追いつく。流れが来ている。11回の表に智弁が1点を取るが、その裏に市立和歌山が追いつく予感がした。それが現実になった。

 もしも11回に智弁が2点以上入れていたら、そこで決まりだったろう。1点は取ったが、気持ちにゆとりは生まれなかった。

 そして、12回の裏に決められた。強打を封じ込めた市立和歌山の守りの勝利であった。

2014年6月 1日 (日)

山崎慎太郎と藪恵壹

 ともに和歌山県の新宮高校出身である。山崎は高校卒業後近鉄に入団、藪は大学を出て社会人を経験して阪神に入団している。年齢は山崎が2つだけ上であるが、この経歴の違いから活躍した時代にずれがある。

 二人の日本での成績を比べてみた。(藪はメジャーでも投げているが、それは除外。もっとも、合わせても大した違いは生じないが。)数字は非常によく似ている。山崎、87勝92敗(勝率 .486)。藪84勝106敗(勝率 .442)。負け越しているところは一流とは言い難い点ではあるが、これだけ投げているのだから実績は残したと言える。思ったより山崎の勝率が高い。

 山崎  投球回数1500、被安打1583、被本塁打150、与四球641、奪三振853、防御率4.19

 藪   投球回数1655、被安打1618、被本塁打153、与四球475、奪三振1035、防御率3.58

 この比較からも成績が近しいと言える。おおよそ、一回に一本の安打を許し、一試合当たり一本の本塁打を打たれている。制球は山崎の方がやや甘く、(彼はミスターフルカウントと呼ばれていた)球威も藪よりやや劣っていたと思われる。防御率も悪い。にも拘わらず、山崎の勝率がいいのは、当時の球団の得点力の差であろう。藪の時代、確かに阪神は弱かった。

2014年4月23日 (水)

好調 西勇輝投手の初勝利(2011年4月17日)

2011年4月17日の記事です。

地震の影響で、甲子園をホームとする楽天の主催ゲームはオリックス戦だった。今日の入場者は約2万6千人。阪神の試合と比べるとうんと少ないが、京セラドームよりは入っているかもしれない。内野席はがらがらだが、アルプス席と外野はほぼ埋まっている。

 試合は点の入らない流れが続く。西、戸村の両先発投手はともに未勝利だが投球内容はよい。丁寧に低めに集め危なげない。特に1点は失ったものの西投手は球にキレがあって、三振が取れる。
 誤算は楽天の継投だった。美馬は2イニング目に崩れ、後を継いだ片山が打ち込まれた。戸村はかわいそうだったが、勝負だからこういうこともあるので次に頑張ってほしい。

 結局、西投手が初勝利を挙げた。今日の試合は西の力投に尽きるだろう。三重県の菰野高校出身。当時から注目の逸材だったが、思ったより早く上にあがってきた。将来が楽しみである。球筋をみると、岸田や平野よりもいいので、金子と並んでエースを目指してもらいたい。

 最後に岩村の不調には目を覆いたくなる。全くタイミングが合っていない。メジャーの後半も成績が出なかったが、いまだに尾を引いているようだ。ヤクルト時代の活躍は何だったのだろうか。

Lukky7   

20110417rakuori

2014年3月28日 (金)

再掲載 「袴田死刑囚を思う」 再審決定を受けて

以下は2009年4月25日に記した記事である

袴田事件(はかまだじけん)は、1966年静岡県清水市(現静岡市清水区)で発生した強盗殺人放火事件、およびその裁判で死刑が確定した袴田巖(はかまだいわお)死刑囚が冤罪を訴え再審を請求している事件である。(ウィキペディアより)

 

    事件名と再審請求されていることは知っていたが、その詳しい内容は最近まで知らなかった。知ったのは、日本ボクシング協会がチャリティーイベントを開催した記事を見たことがきっかけである。そのときの案内文を見てみよう。

   日本プロボクシング協会は、1966(昭和41)年に発生した、いわゆる『袴田事件』の犯人とされ、今も死刑囚として囚われの身となっている元プロボクサー、袴田巌さんの再審開始を支援しています。袴田さんを犯人とする物証は、警察によるねつ造を強く疑わせる、いわゆる『5点の衣類』に代表されるように、疑問に満ちたものばかりです。また、袴田さんが犯行を自白したのも、一日平均12時間、最大16時間50分におよぶ、拷問のような取調べによるものでした。今年に入り、一審の静岡地裁で死刑判決を下した熊本典道元裁判官が「実は袴田さんは無罪だと思っていた」と衝撃的な告白を行い、世間の関心もこれまでになく高まっています。その一方、袴田さんは現在71歳と高齢で、精神状態も不安定となっており、再審実現はまさに時間との戦いとなっています。そこで日本プロボクシング協会は、『袴田事件』の存在をより一層の世間に訴えるとともに、一日も早い再審開始を最高裁に求めるため、上記イベントを開催することといたしました。

    日本ボクシング協会が正式に支援を開始したのは1991年である。当時の原田会長(ファイティング原田)がプロボクシングのメッカである後楽園ホールのリング上から訴えたのである。その後も協会幹部に活動が引き継がれ支援活動が続いている。昨年のイベントでは現役チャンピオンの長谷川穂積が参加し、ミット打ちのパフォーマンスを披露した。冤罪の発生要因としてボクサーならやりかねないという偏見があったのではないかと言われている。ボクシングはスポーツであり、リングの上では闘争心を持たなければ撃ち合えないが、リングを降りれば大抵は普通の青年である。血の気の多い青年もいないではないが、それは他のスポーツ選手に存在するのと同じ程度ではないかと思っている。逆に素晴らしく礼儀正しい選手もいる。生の試合を観るなどしてもっとボクシングというスポーツを知ってほしい。

2014年2月22日 (土)

大事な時に必ず転ぶ

天谷:あまりに無神経。これがあの人の地なんですけどね。首相やってたんですよ!。大学の先輩というのも情けない。

M君:全文の書き起こしを読んでみると、マスコミの批判とは意図が違っているのがわかります。たしかに発言自体は軽率ですが、発言の一部分のみを取り出して批判するのはどうかと思います。

  • 天谷:いろいろな見方があるとは思います。全文読みましたが、多少怒りは収まったものの、悪い印象はぬぐいきれません。スポーツに長く関わってきたきた人なのに、選手に対する思いやりを感じません。趣味でやっているわけではないので、皆一所懸命です。決して自由奔放ではないし、負けて当たり前だとも思っていません。発言のところどころにこの人のものの考え方が表れているように思うのですが。
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