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2016年8月の投稿

2016年8月28日 (日)

後妻業の女

「後妻業の女」を観てきましたがね、まあ品のない映画ですわね。エロあり、暴力ありで、大阪のおばちゃんの図々しさやだらしなさが誇張されていて、観ていてしんどかったなあ。大竹しのぶは上手いから監督のイメージ通り演じ切っていたのではないかと思う。

何年か前に、実際に4、5人殺した後妻の女がいました。全然色気もないのに騙されるのだから男もよほど阿保なんだと思いましたが、それなりに巧妙な手口があるんでしょうね。

私など財産がないから狙われることはない。安心です。しかし、保険金をかけられたら金にすることはできる。とにかく金が一番怖いんです。

この映画、騙されないようにね、という警鐘にはなっているでしょう。とはいえ、騙されていると分かっていても満足な場合もあるとか・・・。

*遺言状の作り方は勉強しておくほうがよさそうです。

 

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2016年8月21日 (日)

リオオリンピック メダリストベスト5 私の勝手なランキング

まだ終わってはいませんが、私の勝手なメダリストベスト5

1位 金藤・金  競泳女子200m平泳ぎ 諦めずによく続けましたね

2位 吉田・銀  レスリング女子53kg 4個の金は彼女のおかげです

3位 陸上男子100m×4・銀  競争による個のレベルアップとチームワークによる

 バトンリレーのスキルアップ

 
4位 卓球男子団体・銀
  ランキングを上回る成績、チーム力と気力の勝利


5位 原沢・銀
 柔道男子100kg超級  あのリネールと互角の戦い


次点 タカマツペア・金
 バドミントンダブルス  見事な逆転劇。実力通りの結果ですが


次次点 三宅・銅
 重量挙げ  彼女の体はボロボロでした   

2016年8月20日 (土)

コンビニ人間

 「コンビニ人間」を読んだ。マニュアル化されたコンビニ内の仕事。そこに自分の居場所を感じる主人公。とはいえ、誰もができる仕事ではない。顧客に、欲しいものを余計な手間をかけずに買い物をさせて気持ち良く帰らせるのが仕事である。そういう仕事に適性のない人間もいる。
 
 コンビニ店員の大半はアルバイトである。それを、正社員になれず30代半ばまで来てしまった男性が負け組だと軽蔑する。自分自身がそういう体制で落ちこぼれたにもかかわらず、落ちこぼれた人への共感はない。そういうことって結構ありそうだ。
 
 主人公は負け組とか落ちこぼれだという意識はない。コンビニが心地よいのである。「部品」となっていることへの心地よさである。しかし、多くの顧客に必要とされる店であり、仕事なのである。仕事が機械的になってもやはり血の通った人間なのである。
...
 そういう人間が蔑視され(30代半ばになる女性が結婚もせず、コンビニのバイトだけを十数年も続けていることがまともでないと世間から見られる)、決してよいとはいえない待遇にあるということをどう見るのか。
 
 必要とされる仕事はみな尊いのだと思う。私はこの小説の意図とは違うのかもしれないが、そう読み取ったのである。

100m×4リレー 驚異の進化

 リオオリンピック陸上競技男子100m×4リレーで日本チームが2着となり、銀メダルを獲得した。予選で2番目の記録を出していたが、他国がメンバーチェンジをしてくることから、メダルが取れるかどうかが焦点だった。
 結果は37秒60という、予選で作ったアジア記録(当然日本記録)をさらに上回る好記録で2着となり、予想以上の銀メダルを獲得した。1着はアンカーのボルトの力でジャマイカ。3着はアメリカだったが失格し、カナダとなった。日本とアメリカ、カナダとは僅差だった。
 私が驚かされたのはタイムである。これまで日本チームは38秒を切ることができなかった。ほとんどの大会で38秒台半ばの記録であった。したがって、走者一人当たりコンマ2秒縮めていることになる。それだけ個の力が上がってきたといえるし、バトンリレーのスキルアップも加わっている。アメリカ、カナダとの差は小さかったので両チームの走り次第では4着もありえたが、メダルの取れる確率はずいぶん上がっていたのだと、終わってみて改めて感じるのである。
 チームワークの勝利だったと言えるが、私としては桐生選手が特によい走りをしたと思っている。100mは不本意であったが、それを忘れてチームの勝利のために「がむしゃら」に走ったそうである。この先数年を考えると、桐生とケンブリッジの時代になるだろう。9秒台は必ず出る。競い合って、東京での銀以上の基礎を作ってほしい。
 
 

不運を引き受けた吉田沙保里 君悲しみたまふことなかれ

 リオオリンピック女子レスリング競技において金メダル4個を獲得するという大活躍を見せた。特に初日は奇跡的な逆転劇もあり、3選手がすべて金という予想を上回る結果であった。
 私はレスリング競技に特に詳しいわけではないが、女子については世界のトップに君臨しており、マスコミでの露出も多く、情報が入ってくる。私の戦前の予想では、伊調選手と吉田選手の金はかなり厳しいのではないかと考えていた。この過酷な競技において加齢にともなう体力低下の影響は大きいであろうし、年々攻め方も研究されているだろうから、最後まで勝ち続ける可能性は前回よりも大きく低下していると考えていた。
 伊調選手は逆転で金をつかんだ。もちろん、地力があっての勝利ではあるが、薄氷を踏んだ。これは日本選手の初日のよい「流れ」、「運の流れ」がもたらしたものだと思う。しかし、流れはいつまでも続くものではない。幸運の総量には限りがある。
 不運を引き受けたのは吉田沙保里選手だった。決勝戦での点数の差はわずかだったから、展開によっては金もありえたかもしれないが、もはや流れは残っていなかった。吉田選手はチームの、あるいはそこを超えて日本選手団のリーダー的役割を担い、その部分にも気を使わざるをえなかった。いろいろなことがマイナスの要因になったに違いない。しかし、その分、他の選手の結果になって現れたに違いない。私はそう解釈する。
 吉田選手は、悔しいだろうが、一戦の勝ち負けやメダルの色にこだわらず、自分の役割とこれまでのレスリング人生を誇ればいいのだと思う。観ていた人々は、だれも失望などせず、奮闘を称賛するに違いないのだ。
 米国の新聞は、この一戦の結果を、今大会最大の番狂わせだと報じた。世界が認めるレスリングの女王であった。

2016年8月17日 (水)

熊野に進歩的伝統は生きているのか

 私が生まれた町の出身者に崎久保誓一という人がいる。かの大逆事件に連座して死刑もしくは無期懲役に処せられた「新宮グループ」の一人である。崎久保氏は刑期途中で仮釈放され、1955年まで生きた。氏は、紀南新報や牟婁新報などに記事を書いていたジャーナリストだった。彼ら6名の罪は冤罪であったが、社会主義者であったり自由思想の持ち主であったりで、かの地域には進歩的な気風があったと思われる。ところが最近は、新宮市議会が2001年に6名の名誉回復決議を行ったという動きがあるものの、進歩的伝統がかの地域に広く受け継がれているとは思えない。
 
 私の同郷の友人1名が郷土史に興味があり、崎久保誓一氏についても彼から教わったのだが、それもごく最近の話であって、それまで町の人たちからも、あるいは学校の授業でも一度も聞いたことがなかった。それはただ忘却されていたのか、地域の「恥」として無視され続けていたのか分からない。
 
 ところで、なぜこの件に触れたかというと、恒例で夏休みに実家に帰った時に、母が購読している(実際はほとんど読んでいないと思うが)吉野熊野新聞というローカル紙を読んで、その内容を嘆かわしく思ったからである。記事の中身のほとんどが、当地域の出来事であるのは当然で、それが面白くないと思ったのではなく、わずかにある時評的な記事の内容があまりに稚拙だからである。ここにその全文を打ち込めば分かっていただけると思うが、それも大変骨が折れるのでやめておく。進歩的だとか保守的だとかいう以前に主張が支離滅裂である。どうも、人間は叱られたり罰せられたりしてまともになっていくものなのに、最近はそういう教育がなされないので、リンチ殺人が起こったり、会社をすぐに辞めてしまったりするのだ、ということを言いたそうなのである。それはそれで根拠を示したうえで論理的に書いてもらえれば一考に値する主張になるかもしれないが、そうでは全くない。思いついたこと、どこかで聞きかじったようなことを、ただ書き並べているだけである。 

 そもそもそういうものに期待をしてはいけないのかもしれない。優秀な人間の大半は都会に出て行ってしまう。残って地域を盛り上げようという固い志の人もいるとは思えない。くにを捨てた私がこんなことを書いていること自体、大変失礼なことかもしれないのだが。
 

 わが故郷が経済成長から取り残されたのは、地理的な不利さが最も大きな要因であると思うが、次に重要なものは「人」の問題であった。経済の衰退が人を流出させた面は否めないが、人がその流れを止められなかった側面も大いにあると思う。

 郷土史に興味を持つ友人が言った。大逆事件がなければ、この地はもっと発展していたかもしれない。ずっと冷や飯を食わされてきたのであると。

2016年8月 6日 (土)

都知事選につぶやく

 小池百合子の勝負勘はすごいね。
 細川もりのぶが、「絶妙のタイミング」と言ったね。
 あそこでほぼ決まりだったよ。
 自民は誰を立てても最早手遅れだった。
 「野党4党」は参院選の流れから共闘を維持することが最優先だった。
 準備不足がたたったし、候補者もベストではなかったね。
 鳥越さんは、女性問題は置いておくにしても、年齢面・体力面で不安が隠せなかったし、主張に切れ味がなかった。
 蓮舫が出ていればどうだったか。
 一番に出馬表明していたら間違いなく勝っていただろうね。
 そういう意味じゃ、小池に勝機を与えたのは蓮舫だった。
 蓮舫は国政に活躍の場を求めた。
 目標は首相になることだね。
 そうに違いない。
 小池、蓮舫のしたたかさは大したものだよ。

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