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2016年8月20日 (土)

100m×4リレー 驚異の進化

 リオオリンピック陸上競技男子100m×4リレーで日本チームが2着となり、銀メダルを獲得した。予選で2番目の記録を出していたが、他国がメンバーチェンジをしてくることから、メダルが取れるかどうかが焦点だった。
 結果は37秒60という、予選で作ったアジア記録(当然日本記録)をさらに上回る好記録で2着となり、予想以上の銀メダルを獲得した。1着はアンカーのボルトの力でジャマイカ。3着はアメリカだったが失格し、カナダとなった。日本とアメリカ、カナダとは僅差だった。
 私が驚かされたのはタイムである。これまで日本チームは38秒を切ることができなかった。ほとんどの大会で38秒台半ばの記録であった。したがって、走者一人当たりコンマ2秒縮めていることになる。それだけ個の力が上がってきたといえるし、バトンリレーのスキルアップも加わっている。アメリカ、カナダとの差は小さかったので両チームの走り次第では4着もありえたが、メダルの取れる確率はずいぶん上がっていたのだと、終わってみて改めて感じるのである。
 チームワークの勝利だったと言えるが、私としては桐生選手が特によい走りをしたと思っている。100mは不本意であったが、それを忘れてチームの勝利のために「がむしゃら」に走ったそうである。この先数年を考えると、桐生とケンブリッジの時代になるだろう。9秒台は必ず出る。競い合って、東京での銀以上の基礎を作ってほしい。
 
 

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