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2016年7月13日 (水)

古寺の衰退を防ぐ

 古寺巡りが趣味の一つとなっていますが、それぞれのお寺によって様子の違いがあります。広い境内で建物も立派なお寺もあるし、こぢんまりしたお寺もあります。手入れが行き届いたお寺もあれば、やや荒れた感じのお寺もあります。拝観料、入山料は、まれに無料もしくは寄付形式のところもありますが、大半は有料で、額はさほど高くはありません。大半が5百円程度です。別途、宝物館の入場料を取るお寺もあります。それでも5百円ぐらいですね。

  しばしば感じるのは維持費がたいそうかかるだろうということです。特に傷んだ建物の修繕には半端でないお金がかかります。時々大規模改修とかいって数年がかりでやっていますが、大きなものになると億円単位でかかるでしょう。そのお金はどこから来るのか。行政からの補助は限りがありますから信者の寄付に頼るのでしょうか。そこで、大事になるのが、拝観料収入だったり、祈祷料、御朱印料、お守りなどの物品(というと失礼か)販売収入となります。 その前に、そもそも参拝者が集まらなければどうにもなりませんね。人が来ないところは自ずと衰退します。

 貴重な文化財がすたれていくのは残念です。だからそれぞれの工夫が必要になってきます。たとえば、西国三十三箇所に入っているお寺だとある程度人は来ます。加えて、植物を植えて花の名所にすると開花の時期に大そうな人出が期待できます。梅、ぼたん、さつき、紫陽花など。数百万円から多いところで数千万円はあるでしょう。それから、物品販売ですね。そこでしか買えない商品(?)の企画です。外部からの売り込みもあるのでしょうが、独自の企画が必要です。あまりビジネス的になってもよくありませんが、生き残るための知恵です。なかには、「幸福になる○○」とか銘打っているものがあり、詐欺まがいではないかと思われるものもありますが、高額ではないし、買う人が満足ならそれもよしでしょう。

  最後に、お寺ですから、職員の方々は礼儀正しく、優しいのが当たりまえだと思うのですが、たまにそうでない場合があります。こういうところはそのうち消滅するわ、と思ってしまうのですが、信心が足りないのでしょうか。

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