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2016年7月16日 (土)

都知事選挙候補者 増田寛也氏 その他について

 不勉強で詳しいことは知りませんでしたが、この人は原子力損害賠償(廃炉等)支援機構の運営委員だったんですね。そこから東電ホールディングスの社外取締役になっている。
 
 原子力侵害賠償支援機構は政府50%民間50%の出資で成り立っています。東電ホールディングスの筆頭株主で、自己株を除く出資比率は54.74%です。機構の収入の多くは政府からの交付によるものですが、東電以外の電力会社も毎年一般負担金を拠出しています。ちなみに2番目の関電で315億円ほど。
 
 この人は社外取締役として取締役会に30回中29回出席。指名委員会へは9回中9回出席しています。開催日は同じ日だと思いますが。一般の会社より回数が多いのは問題を抱えているから当然でしょう。報酬は社外6名で62百万円ですから、この人が多少多めでも千数百万円でしょう。出席回数を考慮すると、他社と比較して著しく高いとは言えません。
 
 東電はこの人を社外取締役に置くことによって何を期待したのでしょうか。建前としては、行政にかかわった幅広い経験ということのようです。(株主総会決議案による)しかし、具体的には事故後(まだ終わっていませんが)の損害賠償処理において行政とのつなぎを期待したのではないでしょうか。
 
 ところで、かなりイメージ的な選択になってしまいますが、私が都民だったらこの人には入れませんね。小池さんにも入れない。宇都宮さんが出ていれば最も信頼できる候補者になっていたと思います。それじゃ、マック氏に入れるはずもないから、鳥越氏となる。政策の立案と議会での立ち回りで心配な面があります。
 好き嫌いで言ってはいけませんが、ジャーナリストとして、筑紫哲也さん、鳥越俊太郎さんには強く惹かれたことはありませんでした。仮に当選したとすれば、野党4党と都民の支持者が必死になって支えなければ行き詰まる恐れがあると思います。

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