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2016年5月13日 (金)

部下に伝えた「最近思うこと」

 生き残るためには、「問題を発見する力」と「変化を感じる力」が大事だと思います。問題解決能力はもちろん大事ですが、問題を問題と感じなければ着手できません。

 上司から、この問題を解決しろと指示されて取り組むことで成果は出せますが、そればかりでは便利屋にされてしまって、次のリーダーに育っていきません。リーダーがいないと組織は死にたえます。

 問題にもいろいろあって、些末なことを問題にしても抜本的な改革はできません。

 会社の成長が止まっていること。少なくとも、利益を上げる力が衰退していることに気が付かなければなりません。

社会的、歴史的な条件で言えば、生活に必要な財の開発余地がなくなっている。技術革新がないと、すなわち同じものを作っていると自ずと利潤は低下していきます。

 これまで世界の経済成長にともなって蓄積された「お金」が行き場を失っているのは、儲かる投資先がなくなっているからです。製造業や商業(実体経済)に対して投資しても大きなリターンが期待できないので、債券や商品市場(先物など)に流れる。それも少しの変化に対応して大きなお金が一気に動くのです。

 アベノミクスで円安・株高政策がとられると儲けのチャンスとして海外株主(ファンドなど)が日本株を買う。そして下がり始めると一気に売りに出て儲けを確定させる。大企業やお金を持っている人を儲けさせることには成功するわけです。

 こういうことが当社の周りで起こっている。加えて言えば、極端な少子高齢化が進むという構造的な問題もある。

 当社はどうか。

 当社はまじめにこつこつやっています。海外投資はこれまであまり積極的ではなかった。アベノミクスの恩恵は当然ありません。

 外食産業は、一般の勤労者の生活実態を反映するので、一部の投資家が儲けても大きな影響は受けない。

最近はまたまた節約志向が目立ち始めた。市場がそういう状況ですから、何か買い手に魅力的な製品やサービスあるいはシステムを開発しないと発展余地がありません。それを先行してやったところだけが生き残ります。革新できるかどうかなんです。

 製品(およびサービス)の革新、生産工程の革新、これらを主導できるリーダーを育てることがミッションですね。

 自分がそうなることも。

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