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2014年6月 1日 (日)

山崎慎太郎と藪恵壹

 ともに和歌山県の新宮高校出身である。山崎は高校卒業後近鉄に入団、藪は大学を出て社会人を経験して阪神に入団している。年齢は山崎が2つだけ上であるが、この経歴の違いから活躍した時代にずれがある。

 二人の日本での成績を比べてみた。(藪はメジャーでも投げているが、それは除外。もっとも、合わせても大した違いは生じないが。)数字は非常によく似ている。山崎、87勝92敗(勝率 .486)。藪84勝106敗(勝率 .442)。負け越しているところは一流とは言い難い点ではあるが、これだけ投げているのだから実績は残したと言える。思ったより山崎の勝率が高い。

 山崎  投球回数1500、被安打1583、被本塁打150、与四球641、奪三振853、防御率4.19

 藪   投球回数1655、被安打1618、被本塁打153、与四球475、奪三振1035、防御率3.58

 この比較からも成績が近しいと言える。おおよそ、一回に一本の安打を許し、一試合当たり一本の本塁打を打たれている。制球は山崎の方がやや甘く、(彼はミスターフルカウントと呼ばれていた)球威も藪よりやや劣っていたと思われる。防御率も悪い。にも拘わらず、山崎の勝率がいいのは、当時の球団の得点力の差であろう。藪の時代、確かに阪神は弱かった。

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