« Sさんへのメール(企業理念について) | トップページ | 好調 西勇輝投手の初勝利(2011年4月17日) »

2014年4月 5日 (土)

傷つけあわない関係

 新卒採用で内定を出した学生が言っていましたが、友人間では5月過ぎぐらいまでは「内定」が出たことは言わないルールらしいです。昔とは違いますね。「俺、内定もらったぞ。」と、はしゃぎまわっていたのではないでしょうか。まわりもそれを許容していたし。

 友だち同士の関係は変わったなと思ったのでした。傷つけたくないし、傷つけられたくないという感覚を皆で共有している感じ。これを優しさというのでしょうか。昔の学生が優しくなかったとは思わないでしょう。結構、気に障ることを言ったり、批判したりはするけれど、それでも仲間は仲間だという相互理解が前提にあった。今の学生にはそういう前提となる関係がないのですかね。
わたしにはサークルという場があったからでしょうか。「場」のない、不定形の関係は脆弱だということでしょうか。いや、ただの友人関係でももっと遠慮はなかったように思うのですが。

 ところで、今の若者は「責任をとりたくない」という思いが強いらしい。だからコンパなどでも幹事をやりたがる者がいない。しかし、知人の大学教授が言っていましたが、今でも幹事をやりたがる学生はいるらしい。ところが、その学生に任せるととんでもないことになるそうな。昔は、やると申し出た学生はしっかり役割を果たしたというのです。これは責任のあるなしではなく、能力の問題だという気がします。それとも能力のある学生が手を上げなくなったので、へんなやつが目立ってしまうのですかね。

 改めて考えると、責任とかいう前に、昔の学生は、言いたいと思ったことは言ってしまう、あまり先や周囲のことを考えずに行動してしまう学生が多かったのではないか。それは責任をとるとかそういう次元の問題ではないように思いますね。空気を読むということは、感情や行動への衝動が衰退してしまったことの表現であって、何か意志的な行為を言っているのではないのかもしれない。

« Sさんへのメール(企業理念について) | トップページ | 好調 西勇輝投手の初勝利(2011年4月17日) »