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2014年4月の投稿

2014年4月29日 (火)

恐ろしや「月刊WILL」

 梅田の紀伊国屋に行くと、雑誌のコーナーに月刊WILLが十数冊の山で6山も置かれていた。世界、中央公論、諸君などが数冊ずつなのとは対照的である。WILLが売れているとしても、そこまで極端な差はないと思うのだが、これはいかなる理由か。

 憶測するに、本屋が積極的に売りたがっているか、出版元の強いセールス活動があるからか。何かしらの意図が働いているに違いない。安倍政権による政策の右傾化と関係があるのではないかと思えて仕方がない。

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2014年4月27日 (日)

いよいよ危険な「ながらスマホ」

 スマホの画面を見ながらふらふら歩いている人たち。画面意外に注意はいかないようだ。対面する歩行者は、それを避けて歩かなければならない。

 なかには自転車に乗ってやっている人がいる。タクシーの運転手が、非常に危険だと憤っていた。まったく、その通りである。

 これは新しい商品がもたらした、まさに社会的な問題である。周りに気を配る文化が崩壊した。また、このことで時間の浪費が拡大した。しかし、合法的であり、利用者の数が膨大なだけに対処のしかたも難しい。

 スマホの普及率と文化水準の低下は比例するのではないだろうか。

2014年4月23日 (水)

好調 西勇輝投手の初勝利(2011年4月17日)

2011年4月17日の記事です。

地震の影響で、甲子園をホームとする楽天の主催ゲームはオリックス戦だった。今日の入場者は約2万6千人。阪神の試合と比べるとうんと少ないが、京セラドームよりは入っているかもしれない。内野席はがらがらだが、アルプス席と外野はほぼ埋まっている。

 試合は点の入らない流れが続く。西、戸村の両先発投手はともに未勝利だが投球内容はよい。丁寧に低めに集め危なげない。特に1点は失ったものの西投手は球にキレがあって、三振が取れる。
 誤算は楽天の継投だった。美馬は2イニング目に崩れ、後を継いだ片山が打ち込まれた。戸村はかわいそうだったが、勝負だからこういうこともあるので次に頑張ってほしい。

 結局、西投手が初勝利を挙げた。今日の試合は西の力投に尽きるだろう。三重県の菰野高校出身。当時から注目の逸材だったが、思ったより早く上にあがってきた。将来が楽しみである。球筋をみると、岸田や平野よりもいいので、金子と並んでエースを目指してもらいたい。

 最後に岩村の不調には目を覆いたくなる。全くタイミングが合っていない。メジャーの後半も成績が出なかったが、いまだに尾を引いているようだ。ヤクルト時代の活躍は何だったのだろうか。

Lukky7   

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2014年4月 5日 (土)

傷つけあわない関係

 新卒採用で内定を出した学生が言っていましたが、友人間では5月過ぎぐらいまでは「内定」が出たことは言わないルールらしいです。昔とは違いますね。「俺、内定もらったぞ。」と、はしゃぎまわっていたのではないでしょうか。まわりもそれを許容していたし。

 友だち同士の関係は変わったなと思ったのでした。傷つけたくないし、傷つけられたくないという感覚を皆で共有している感じ。これを優しさというのでしょうか。昔の学生が優しくなかったとは思わないでしょう。結構、気に障ることを言ったり、批判したりはするけれど、それでも仲間は仲間だという相互理解が前提にあった。今の学生にはそういう前提となる関係がないのですかね。
わたしにはサークルという場があったからでしょうか。「場」のない、不定形の関係は脆弱だということでしょうか。いや、ただの友人関係でももっと遠慮はなかったように思うのですが。

 ところで、今の若者は「責任をとりたくない」という思いが強いらしい。だからコンパなどでも幹事をやりたがる者がいない。しかし、知人の大学教授が言っていましたが、今でも幹事をやりたがる学生はいるらしい。ところが、その学生に任せるととんでもないことになるそうな。昔は、やると申し出た学生はしっかり役割を果たしたというのです。これは責任のあるなしではなく、能力の問題だという気がします。それとも能力のある学生が手を上げなくなったので、へんなやつが目立ってしまうのですかね。

 改めて考えると、責任とかいう前に、昔の学生は、言いたいと思ったことは言ってしまう、あまり先や周囲のことを考えずに行動してしまう学生が多かったのではないか。それは責任をとるとかそういう次元の問題ではないように思いますね。空気を読むということは、感情や行動への衝動が衰退してしまったことの表現であって、何か意志的な行為を言っているのではないのかもしれない。

2014年4月 1日 (火)

Sさんへのメール(企業理念について)

S様

本日、新卒の新入社員を2名迎え入れました。また、中途採用者も本日付で4名入社しました。

私は新人教育の中で、「社史」を受け持っていますが、そのなかで強調するのは経営理念の重要性です。

創業からしばらくは経営がうまく行かず、資金繰りがつまって四苦八苦しておりました。その状況から這い出せたのは、〇〇という時代に合った商材を見つけ進化させたことにありますが、そこにはまず自助努力がありました。

努力が報われたわけですが、しかし、ひるがえって考えてみると、顧客のアドバイスがあったり、仕入先の支援があったり、給料の遅配に耐えてくれた家族があったりと、周囲の人々との関係なくして成功はありえなかったのです。

このような経験を通じて四者共栄という理念が出来上がりました。これは、社会的存在である企業の価値を本質的に言い当てたものだと思います。

これを経営の原点に置く限り、軸はぶれませんし、屋台骨が揺らぐことはありません。

学生もこの理念に共感してくれます。普遍性があるからでしょう。

とはいえ、これを実現することは至難の業です。理念は未来の設計図ではないんですね。あえて言えば、「実践の哲学」なのです。共栄は素晴らしいことですが、実際には共栄することを妨げる構造やメカニズムが社会に存在しています。

それに抗って実践するのですから、経営とはまさに社会変革だと言えます。口先できれいごとをいうのとは次元の違うことです。

このような考え方を、このレベルで共有できている社員はまだ数少ないと思います。まだまだ自分の価値(いかに高く売るか)にのみ関心を持つ、また持たせる風潮が強いせいでしょう。書店に行ってもそういう本で溢れていますよね。

自分を成長させることは大事なことですが、それと企業や社会の発展とを結び付けられないことは、社会の発展を阻害する因子になります。個々人について言えば、幸福への入り口を狭めてしまいます。

私自身もまだまだ力不足ですが、こういうことを訴えていきたいと思います。もしご意見があれば伺わせてください。

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