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2014年3月20日 (木)

「差別的表現」について はだしのゲン回収

 差別用語を目に見えないところに追いやることはよろしくないですね。文学などで表現上必要な場合があります。これをきれいな言葉に置き換えてしまったら言いたいことが伝わらなくなります。

 少し古い時代の小説を読むと、「差別的な用語があるが、作者に差別的な意図はなく、歴史的制約もあるので原文のまま記載する」との但し書きがあります。たとえば、松本清張の小説にも見られます。確かに差別的な意図はないでしょう。しかし差別意識が全くないとは言い切れません。

 歴史的制約は進歩的と見られる文学者や知識人の中にもありえます。作品の評価において、私たちはそういうこともひっくるめて受け止めるべきでしょう。

市長が要請 はだしのゲン回収

2014年3月20日(木) 8時46分掲載

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差別的表現とされた例=「はだしのゲン」(汐文社)から(朝日新聞デジタル)

「はだしのゲン」回収 泉佐野の市立小中の図書室

 戦争や原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」を大阪府泉佐野市教委が1月、市立小中学校の図書室から回収し、子どもたちが今月19日まで読めない状態になっていたことがわかった。作品に「差別的表現が多い」として問題視した千代松大耕(ひろやす)市長(40)の要請を受け、中藤辰洋教育長が指示したという。(朝日新聞デジタル)

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