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2014年3月18日 (火)

永遠のゼロについて

 私はかなり大きな勘違いをしていた。この映画は反戦映画なのだと思っていた。そう思ってみていると、そのように見えてくるものだ。戦争で命を落とすことの馬鹿馬鹿しさを感じていた。

 振り返ってみると、特攻で死ぬことの美化が見られた。またゼロ型戦闘機に対する憧憬もあった。私は観ていて、いくつかの違和感を覚えた。その一番は、主人公が特攻していくときに「ニヤッ」と笑うシーンである。なぜ笑わせたのか。もはや、そこには正常な精神が存在しないという意味に受け取ったが、実は、それは一種のヒロイズムへの酔いしれであったのか。

 もう一つ、主人公の後輩で生還する人物がいるのだが、彼は主人公の残された妻と子に長く世話をする。そしてその人物と妻は結ばれる。その時に、確か「初めて会った時から好きでした。」というセリフがある。これは実に浅薄なセリフに覚えた。もっと言葉の選び方があったのではないか。

 最後に、これも生き残って日本に帰り、やくざの親分になった人物が登場するが、この役者の芝居はこの上なく下手であった。

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