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2014年3月の投稿

2014年3月28日 (金)

再掲載 「袴田死刑囚を思う」 再審決定を受けて

以下は2009年4月25日に記した記事である

袴田事件(はかまだじけん)は、1966年静岡県清水市(現静岡市清水区)で発生した強盗殺人放火事件、およびその裁判で死刑が確定した袴田巖(はかまだいわお)死刑囚が冤罪を訴え再審を請求している事件である。(ウィキペディアより)

 

    事件名と再審請求されていることは知っていたが、その詳しい内容は最近まで知らなかった。知ったのは、日本ボクシング協会がチャリティーイベントを開催した記事を見たことがきっかけである。そのときの案内文を見てみよう。

   日本プロボクシング協会は、1966(昭和41)年に発生した、いわゆる『袴田事件』の犯人とされ、今も死刑囚として囚われの身となっている元プロボクサー、袴田巌さんの再審開始を支援しています。袴田さんを犯人とする物証は、警察によるねつ造を強く疑わせる、いわゆる『5点の衣類』に代表されるように、疑問に満ちたものばかりです。また、袴田さんが犯行を自白したのも、一日平均12時間、最大16時間50分におよぶ、拷問のような取調べによるものでした。今年に入り、一審の静岡地裁で死刑判決を下した熊本典道元裁判官が「実は袴田さんは無罪だと思っていた」と衝撃的な告白を行い、世間の関心もこれまでになく高まっています。その一方、袴田さんは現在71歳と高齢で、精神状態も不安定となっており、再審実現はまさに時間との戦いとなっています。そこで日本プロボクシング協会は、『袴田事件』の存在をより一層の世間に訴えるとともに、一日も早い再審開始を最高裁に求めるため、上記イベントを開催することといたしました。

    日本ボクシング協会が正式に支援を開始したのは1991年である。当時の原田会長(ファイティング原田)がプロボクシングのメッカである後楽園ホールのリング上から訴えたのである。その後も協会幹部に活動が引き継がれ支援活動が続いている。昨年のイベントでは現役チャンピオンの長谷川穂積が参加し、ミット打ちのパフォーマンスを披露した。冤罪の発生要因としてボクサーならやりかねないという偏見があったのではないかと言われている。ボクシングはスポーツであり、リングの上では闘争心を持たなければ撃ち合えないが、リングを降りれば大抵は普通の青年である。血の気の多い青年もいないではないが、それは他のスポーツ選手に存在するのと同じ程度ではないかと思っている。逆に素晴らしく礼儀正しい選手もいる。生の試合を観るなどしてもっとボクシングというスポーツを知ってほしい。

2014年3月21日 (金)

U君との会話

U君の記事
『週刊プレイボーイ』の調査によると、「安倍信者」は年収500万円以上の高所得者が多く、「アンチ安倍」は無職が多い?

「年収500万円以上の富裕層は、安倍信者が43%、アンチが30%」とか、「仕事に満足している人が多いのが安倍信者。一方、働いていない人の割合は、安倍信者が7%に対し、アンチは25%」など、世情謂われる、安倍支持層のイメージとは異なる結果が出ている。
天谷 : 世間では安倍さんは貧乏人の味方なんですか。
U君 :  若者の自民党回帰みたいなことが言われているし、ヘイト・デモなどに集まっているのも若者だし。そういうこともあるので、若者が…という議論も少なくありません。でも、僕自身は、この調査にもあるように、むしろビジネスに成功している人たちの方が安倍人気は高いのだろうと思っています。
天谷 : アベノミクスの評価については仕事の上でよく耳にします。証券会社の連中は久々にボーナスがたらふく出たので好意的です。初めておいしい目にあったと言っていました。しかし、銀行の連中は中小企業を回っている人もいますから実態はよくないと言いますね。先日来たH県の工業団地に企業誘致する担当者は、いいと言う企業なんてないですよと言っていました。タクシーの運転手なんかも全然よくなっていないと言いますね。春闘では大手企業はベアを実施しましたが中小は踏み切れないでしょうね。私のところはやりました。金額では大手に負けていないですよ。トヨタなんかもっと上げられるはずです。
 てなわけで基本的に資産のある高齢者や大企業の社員には受けがいいと思います。逆に、資産のない人、中小零細企業の従業員などには恩恵がない。松原隆一郎氏が「分断される経済」という本を出していますが、お金は巡り巡らないようになっているのじゃないか。そう思います。安倍さんの政治的な面はあまり商談では出ませんが、経済人としては中国との緊張関係は歓迎していませんね。
U君 : 天谷君、詳しいコメントありがとう。僕は企業に勤めたこともないし、ましてや企業を切り盛りする大変さは全く知らないので、勉強になります。景気が良くなって、上位の企業や個人がもっと伸びてもいいのだけれど、下の方が底抜けになって格差が開いていくようでは全く喜べない。上も伸びるけど、下はもっと伸びるようにするにはどうしたら良いか、考え所だと思っています。
天谷 : ちょっと勢いで書いてしまいますが、問題なのは非正規社員の置かれた状況です。私の会社でも使っているわけですが、社員との格差は大きい。ここを改善しないとこの先いろいろな問題が起こってくると思います。企業のリスク管理を考えても対応しないといけない。しかし一気にやると利益が減少してしまう。リストラすると株価が上がるのが通例ですから、その逆の現象が起きます。従業員と株主の利益が相反するわけです。現実的なのは、利益を拡大しながら段階的に待遇改善することです。私は、社員の昇給は止めても、原資を非正規社員に配分すべきだと思うし、労働組合にもそれぐらいの意気があってもいいのじゃないかと思うのですが、受け入れないでしょうね。愚痴みたいになっちゃいましたね。

2014年3月20日 (木)

「差別的表現」について はだしのゲン回収

 差別用語を目に見えないところに追いやることはよろしくないですね。文学などで表現上必要な場合があります。これをきれいな言葉に置き換えてしまったら言いたいことが伝わらなくなります。

 少し古い時代の小説を読むと、「差別的な用語があるが、作者に差別的な意図はなく、歴史的制約もあるので原文のまま記載する」との但し書きがあります。たとえば、松本清張の小説にも見られます。確かに差別的な意図はないでしょう。しかし差別意識が全くないとは言い切れません。

 歴史的制約は進歩的と見られる文学者や知識人の中にもありえます。作品の評価において、私たちはそういうこともひっくるめて受け止めるべきでしょう。

市長が要請 はだしのゲン回収

2014年3月20日(木) 8時46分掲載

Photo

差別的表現とされた例=「はだしのゲン」(汐文社)から(朝日新聞デジタル)

「はだしのゲン」回収 泉佐野の市立小中の図書室

 戦争や原爆の悲惨さを描いた漫画「はだしのゲン」を大阪府泉佐野市教委が1月、市立小中学校の図書室から回収し、子どもたちが今月19日まで読めない状態になっていたことがわかった。作品に「差別的表現が多い」として問題視した千代松大耕(ひろやす)市長(40)の要請を受け、中藤辰洋教育長が指示したという。(朝日新聞デジタル)

2014年3月19日 (水)

目の錯覚 地球が丸く見える?

 地球は丸いのだそうな。でも、丸いことを肉眼では確かめるのは難しいらしい。

 岬で海を眺めていると、水平線が丸く見える。地球が丸いことが分かるなあとつぶやいたら、二男に、それは目の錯覚や、と言われた。

 現実に、直線ではないのだが、その距離から言ってごくわずかな傾きである。しかし、それがはっきりと丸く写るのは、この小さな眼球で遠くの像をとらえることの限界なのだろう。

 眼球の物理的制約によるゆがみが、地球は丸いという観念に結びついてしまったわけだ。

 そういうことって、すごく危険である。

2014年3月18日 (火)

永遠のゼロについて

 私はかなり大きな勘違いをしていた。この映画は反戦映画なのだと思っていた。そう思ってみていると、そのように見えてくるものだ。戦争で命を落とすことの馬鹿馬鹿しさを感じていた。

 振り返ってみると、特攻で死ぬことの美化が見られた。またゼロ型戦闘機に対する憧憬もあった。私は観ていて、いくつかの違和感を覚えた。その一番は、主人公が特攻していくときに「ニヤッ」と笑うシーンである。なぜ笑わせたのか。もはや、そこには正常な精神が存在しないという意味に受け取ったが、実は、それは一種のヒロイズムへの酔いしれであったのか。

 もう一つ、主人公の後輩で生還する人物がいるのだが、彼は主人公の残された妻と子に長く世話をする。そしてその人物と妻は結ばれる。その時に、確か「初めて会った時から好きでした。」というセリフがある。これは実に浅薄なセリフに覚えた。もっと言葉の選び方があったのではないか。

 最後に、これも生き残って日本に帰り、やくざの親分になった人物が登場するが、この役者の芝居はこの上なく下手であった。

2014年3月15日 (土)

2015年新卒採用

 当社の状況ですが、会社説明会への参加人数は前年比30%アップ。エントリー人数は70%アップとなりました。この増加の要因については、まだ十分に分析できていません。

 現在はグループ面接を行っているところですが、基本的には担当者に任せています。様子見に数回参加している程度です。

 たまたまかもしれませんが、頼りなく見えたり、幼く見えたりする男子学生の割合が多い。これじゃどこの企業へ行っても採ってもらえないだろうというレベルです。

 学生時代に打ち込んだものとしてあげるのは、アルバイトです。学生生活でいかにアルバイトの占める割合が大きいか分かります。学生は低賃金労働力の供給源になっているわけです。そんなアルバイトのなかでいろいろなことを学んでいるようです。外食やコンビニ、ドラッグストアなどで働くことが多い。そこでお客さんとの接触があり、サービスを通じてビジネスの初歩を学んでいます。

 とはいえ、それは初歩であり、企業で即戦力になれるほどの要件ではありません。採用する側としては、ある程度学問にも時間をかけてほしいものです。しかし、そういう余裕はないのでしょう。ひもじい思いをしてでも学問することは可能だと思うのですが、そんなスタイルはもうありえないのでしょうね。

 さて最終的にどうなるでしょうか。採用は少人数ですから内定も限られた人にしか出せません。注意すべきは、内定が他社とだぶり、他社に持っていかれることです。いいと思ったら早めに内定を出して囲い込まなくてはなりません。

2014年3月14日 (金)

ベースアップと消費税

 わたしの会社でもベースアップを実施しました。定期昇給分は消費増税による負担増で消えてしまいますから、ベアの部分が実質の生活改善となります。

 世間では、日産が満額の3500円、トヨタは2700円、大手電機は2000円などとなりました。当社は、これらの大企業にも劣らないベアを実施したのです。

 それを考えるとトヨタなどは恐ろしく利益を上げているのだからもっと出してもおかしくありません。

 一方で、中小零細企業にはそこまでの余裕はありません。日本の経済ははっきりと二極化しており、循環は生まれないのです。

 話は変わりますが、消費増税前の特需が予想外にあるようです。当社でも受注が好調です。一般家庭で使う商品ではないのにもかかわらず。

 これは、増税を嫌気していることの裏返しでしょう。生活の負担になることを恐れています。大きな反動がくることは間違いありませんね。

2014年3月12日 (水)

バレちゃいましたか

 小保方さん、バレちゃいましたか。

 友人いわく、佐村河内と一緒に見てしまうことが悲しい。

 トキの人だったのに、サギの人みたいになっちゃいました。

 コピペの怖さですね。文章を一字一句書き写していれば罪悪感も湧いてくるが、コピペだと一瞬ですものね。

 コピペ文化、リセット文化です。人生、そう簡単にはいきません。

 

2014年3月 1日 (土)

ダラス・バイヤーズクラブ

 今日は1日なので夫婦50割を使わなくても千円でした。

 評判の高い映画です。80年代を描いているのではありますが、ゲイに対する偏見はアメリカ社会でも強いのですね。HIVも同じ。異色の映画であるのに意外に淡々とした感じを受けました。俳優が上手だからでしょうか。主演のマシュー・マコノヒーも良かったですが、レーヨン役の男優がよかったと思います。

 製薬会社への痛烈な批判が印象的でした。日本では無理かな。

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