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2013年11月17日 (日)

ミッションから行動へ 主体的な思考と行動の基礎

  最近2冊の冊子を読んだ。

 一つは、全国的に行われている「品質月間」(日科技連、規格協会、商工会議所主催)のテキストである。タイトルは「日本品質と現場力」で、ローランド・ベルガ―の遠藤さんが書いている。冊子なのでボリュームはなく、月間テキストなので平易に書かれている。
とはいえ、内容は現在の日本企業の品質に関わる問題点を的確にとらえている。

 一つは組織の劣化であり、品質をつくり込める組織が育っていないということ。私の会社でもそうだが、言われたことだけやる人が増え、考える組織になっていない。それを解決するために、遠藤さんは、「言える化」と「心のつなぐ化」を主張する。そのことで組織密度を高め、問題解決に全員参加で取組む態勢を作る。
 加えて大事なことは、背負うのは作業ではなく、ミッションだということだ。ミッションを基準にして主体的な行動が生まれる。ミッションを背負うとは、言い換えると、お客様を背負うということである。それが出来れば、日本の現場の品質は間違いなく高まると、遠藤さんは言っている。

 二つ目の冊子は、みずほ総合研究所が発行している「経営参考BOOK」シリーズの134号「最高のリーダーシップ33の鍵」である。これは、元スターバックスCEOの岩田松雄さんが書いている。この冊子の冒頭に書かれていることが遠藤さんの意見に通じている。「ミッションが行動を決めるのであり、そのミッションを伝えるのがリーダーの役目である。」スターバックスには細かなサービスマニュアルはないそうだ。ミッションをどうしたら達成できるかを自分で考え行動しているという。

 ミッションで原理原則を明確にしておけば、いつでも適切な対応ができると書いている。こんあと表題の33の鍵について書かれているが、いずれもミッションを果たそうとすれば、自ずと出てくる行動である。この関係を見落としてはならないと考える。

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