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2013年7月21日 (日)

ステロイドの誘惑

 タイソン・ゲイがドーピングで陽性反応を出し、世界陸上を欠場する。どの種の薬物かは分からない。アスリートには薬物の誘惑が付いて回る。

 禁止薬物の代表的なものにステロイドがある。これを使うと短期的に著しく筋肉を増強させることができる。プロのボディビルダーでステロイドを使っていない選手はいないだろう。特に禁止されているわけでもないから平気である。とはいえ、使い方を間違えたり、体質に合わなかったりすると死を招くことになる。

 ある本の紹介によると、アメリカではステロイドの15%がプロによって使用され、残りはアマチュアが使っているそうだ。ボディビルを趣味にしている人が、効果を出したいために使用する場合もあるだろうし、他のスポーツ選手がプロ選手になるために投資として使っている場合もある。

 ステロイドを使うと10kg程度の体重は短期間に増やせるようである。実は、私も試しにテストステロンを含むサプリメントを個人輸入という方式で1瓶だけ買ったことがある。それほど高価なものではなかった。これをトレーニングをしながら1ヶ月飲み続けると、確かに効果があった。体重は2kgあまり増加し、筋肉が膨張したような気がする。あくまでも試しだったので、それでやめてしまったが、間違いなく効くようだ。

 やめれば、しばらくすると体は元に戻る。もっと若い時に、長期間続ければ体の維持は可能であろう。しかし、副作用は必ずあるはずなので、やってはいけないものなのである。まして、ドーピング検査のあるスポーツは厳禁である。誤魔化しきれないのである。本人が知らないうちにコーチが飲ませる例もあるようだが、これは本人にとって悲劇である。一度汚名をきれば、名誉回復は難しい。

 あまり競争への意識が度を過ぎてしまうと手段を選ばなくなる。

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