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2013年5月25日 (土)

大阪府豊能郡能勢町宿野

 私が21年前に初めて購入した一戸建ての家がここにある。先週の日曜日に、何年振りかで(おそらく5年以上か)行ってきた。

 まず驚いたのが、庭木が著しく成長していたこと。車をとめるスペースをも覆い始めていた。梅の木だが、枝は隣地にまで伸びている。幸いにもお隣さんもずいぶん前に引っ越しでしまったので迷惑はかけていない。

 家の中に入ると当然かび臭い。途中で消臭剤を買ってきたので、それをまき散らす。床にところどころ白くなっている。カビの一種であろう。雨が降っていたので少ししか窓を開けられなかったが、いくらかは空気が入れ替わっただろう。

 訪問の目的の一つは、置き去りにしてあった書籍や資料類の発掘である。

 ①文学関係の文庫本
 大半は、松本清張と佐野洋の作品である。それぞれ30冊余りある。他は、夏目漱石、志賀直哉、中上健次、大江健三郎など。

 ②社会科学系の新書
 内田義彦、大塚久雄、丸山真男、高島善哉など。今でも絶版にはなっていないだろう。

 ③政治学、哲学関係の文庫
 国民文庫、青木文庫、岩波文庫である。岩波はまだあるが、ほかはもう手に入らないだろう。アントニオ・グラムシなんていまどき読む人はいるのだろうか。

 ④政治学の専門書や政治思想関係の本
 実家にもかなりの数保管しているが、この家にもいくらか置いてあった。谷川雁の「原点が存在する」があった。この本を知っているのは私の世代が最後だろう。

 ⑤学生時代の文集など
 灘高校29回生の卒業文集があった。私は卒業していないので当然掲載がない。誰かは忘れたがわざわざ友人が送ってくれたものである。また、大学の卒業論文集があった。内容が稚拙でとても読めたものではない。大半が他論文からの引用である。

 ⑥アルバム
 2冊ある。一つは誕生から高校時代までのもの。いずれも貴重なものである。灘高校の修学旅行の集合写真がある。二つ目は大学時代のもの。大半がサークルの合宿の写真である。コンパの風景やハイキングをしているときに撮ったものである。

 以上のうちから特に手元に置いておきたいものを選別して車に乗せて帰ってきた。ただでさえ狭いマンションンの自室がまたまた窮屈になってしまった。大きな書棚がおける、広い一戸建てに住みたいものである。能勢の家は、その条件を備えているが、生活にあまりに不便である。

 

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