« 落涙禁じ得ず 忠臣蔵 | トップページ | 青空文庫 »

2013年3月30日 (土)

日本の社会を大きく変えたのは何であったのか

 ①非正規雇用者の増大
 ②平均年収の低下
 ③自殺者の急増

 この三つは、規制緩和の流れのなかで時を同じくして起こった。日本の社会を大きく変えてしまったのは規制緩和の政策である。規制は社会の自由な発展を妨げるという宣伝が行われるが、自由な発展ではなく、社会の破壊を招くことがある。

 「規制」という呼び方は中立ではない。社会が存立するためには、何らかのルールや制度が必要である。都合の悪いルールや制度を「規制」と呼んでいるにすぎない。労働運動あるいは革新運動に勢力があった時代に、労働者の権利が守られる制度が確立された。ところが、それを良しとしない保守勢力の攻撃があり、運動の側も十分反撃できなかった。その結果、力関係が変わり、都合の悪い制度の改変が進み、構造の変化を生んだのである。

 これが90年代の後半からの出来事である。①②③のつながりは明白であろう。これはデフレの進行と無関係ではないのだ。明らかに需要を小さくしてしまったわけで、悪循環が生まれたのである。①②③を改善すれば、経済の発展が展望できるようになる。

 ちなみに、順番は明らかに①⇒②⇒③である。③は①、②の結果である。加えて言えば、③は製造業における大型リストラの結果でもある。

« 落涙禁じ得ず 忠臣蔵 | トップページ | 青空文庫 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 落涙禁じ得ず 忠臣蔵 | トップページ | 青空文庫 »