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2013年3月16日 (土)

マンネリ化は天才をも襲う

 ヤンキースに移籍したイチローが生き生きしたプレーを見せている。マリナーズの晩年は、結果が出ず、見ているファンもイライラする状況であった。彼自身は、これまでと同じように手を抜くことなく事前の準備に努め、試合でのプレーに集中していた。それでも、なぜかプレーに活力が見えないのは、気持ちの錆びつきのせいではなかろうか。

 燃えきれない状況にあったのだろう。プロとして、自分のベストのプレーを見せようとしても、チームの成績は不振で、メンバーが盛り上がらない。孤高の人となったイチローは、再びチームとして戦う喜びを求めたのである。それが、リニューアルイチローのためにはどうしても必要だった。ヤンキースでジーターらとプレーすることは、チームプレーとしてのベースボールの原点に戻ることであった。

 天才イチローにも気持ちのマンネリ化があったのである。それは肉体の瑞々しい反応をも消し去ったのだ。環境の変化が、錆びついた体や頭を蘇生することがあるのだな、と思う。こころの鍛練だけでは如何ともしがたいものがあるということを知らなければならない。

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