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2013年2月23日 (土)

宋文洲氏を擁護したい 

 「巨大隕石は尖閣列島に落ちればよかった。そうすれば、尖閣列島が消滅し、領土問題もなくなったのに。」この宋文洲氏の発言が不穏当だとして、アナウンサーが謝罪したそうだ。これは今週の日曜日の話。

 宋文洲氏は日本で成功した人だ。だから日本への愛着はある。しかし、中国人だ。彼にとっては日中が友好関係にあることが幸福の条件だろう。領土をめぐる紛争は実に厄介だ。たしかに、尖閣列島がなければ紛争の種がなくなるわけだ。願望の吐露として、あの発言はあったのだ。

 そういう微妙な立場にある人の発言という理解は生まれないのだろう。大体が、言葉尻を捉えて非難するのである。私は、尖閣列島が中国の領土だとはいささかも思わない。歴史的に見て日本領土であるという見解に賛成である。宋文洲氏の問題はそういうことではなく、寛容な精神が失われていることの証として受け取るのである。

 放送局は誰に気を使ったのだろうか。今の政権だろうか。それとも世論か。国民の多くは、領土問題などない方がいいと思っているのではないだろうか。

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