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2013年2月 3日 (日)

柔道の世界も暴力か

 こちらの記事にははっきりと「暴力」と表記されていましたね。平手打ちしたり竹刀で叩いたりするのは暴力と言わざるをえませんね。プロの相撲でさえ問題になったぐらいですから、いけません。S監督は、結果を出すために焦ってしまったという趣旨のことを述べています。確かに、それは事実でしょう。監督の責任を果たそうと必死にあったのは分かるが、暴力の正当化にはなりません。結果も出ていないのだから、指導力を疑われても仕方がありません。選手は結果を問われますが、監督も同様です。

 柔道連盟はS監督を戒告にとどめ、解任しませんでした。この判断によって連盟もその体質をあらわにしてしまいました。S監督は事実を認めたのですから、選手にも確認したうえで解任すべきでした。結局、辞任することにしたそうですが、世論を恐れてのことで、自主的な判断ではありませんでした。

 国際柔道連盟はこの事件を厳しく非難したそうです。嘉納治五郎の精神ではないと。なぜ、そういう非難を聞かなければならないのか。日本柔道の権威と地位は、すでに大きく陥没しているが、今後ますます落ち込むのではないでしょうか。それは決して嬉しいことではありませんね。柔道を産んだ国として、誇りを持ちたいものです。

 一度、勝つことは棚に上げて、柔道とは何かを考えてはいかがでしょうか。柔よく剛を制すという言葉がありますが、「柔」の精神とはいかなるものなのか。「精力善用、自他共栄」の思想に立ち返って選手を育てるべきだと思います。

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