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2012年10月 7日 (日)

就活は「椅子取りゲーム」のようなものか

 来春卒業見込みの学生による就職活動はまだ続いているけれども、ピークの時期はすでに終わっている。今年度から仕事で関わる様になり、また同年代の息子を持つ親でもあることから、この問題への関心が大きく高まった。

 私の勤める会社でも、募集人に対して何十倍もの学生がやってくる。これは募集が研究職だからこの程度に収まっているのであろう。何百倍もの学生が応募してくる会社も少なくないらしい。書類を見ただけで、あるいは一度会っただけで欲しい学生が選べたらいいが、そう簡単には判断できないから、何段階かに分けて選別していくことになる。

 イメージとして浮かぶのは、学生に椅子取りゲームをさせている光景である。書類選考を経た、1回目の椅子が20席だとすると、それを50人が奪い合う。動きが鈍かったり、消極的だったりすると押し出されてしまう。席は順次減らされていく。

 押し出された学生は、次の椅子取りゲームの会場に向かう。力のある学生は、いくつもの会場で椅子を取り続ける。そうでない学生は、行けども行けどもいっこうに取れない。いくらか要領は身に付くのだが、それは他の学生にも言えることだ。

 最後まで椅子の取れない学生は何割かいる。また、何とか座れる椅子までたどり着いたは言いが、ここに座っていいものか悩んでしまう学生もいる。もっといい椅子に座りたかったのである。座れるだけましなのであるが、確かに座り心地のよい椅子とそうでない椅子が世の中にはあるのだ。座るかどうか、思案のしどころである。

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