« 年齢と「若さ」 心はいつまでも若く | トップページ | 中日ドラゴンズ レギュラーの世代交代を進めたい »

2012年9月 2日 (日)

南海トラフ地震、死者32万人全壊238万棟か

 数分で津波が押し寄せるとすれば、海岸近くに住む住民の避難は困難である。息子や娘が働きに出ている時間帯に家に残されている老人には逃げるすべがない。

 私の実家を考えると、海と反対の方向すなわち山側に逃げようとすると、いったん川の流れている低地に出なければならない。そこを数百メートル行くとのぼり坂にいたり、標高が上がっていく。老人の足でも20分ほどあれば20~30メールの高さまで到着できる。しかし、20分の猶予はないのである。すぐ近くに裏山のあるような漁港の方がかえって助かる可能性があるように思われる。

 32万人の死者は恐るべき数字である。被災地域の広がりは東北の地震以上である。先の大地震で急激に現実味を帯びてきた。もう小手先の子供だましみたいな対策ではどうにもならず、原発の問題でも一部企業の生き残りのための理屈など通用しなくなる。

 一部には、来たらもうどうしようもないという諦めの声も聞かれた。一方で住居を順次高台へと移す動きもある。それは地価の変動に表れている。自然には勝てないというが、これだけの巨大なエネルギーが一瞬で放出されることは地震をおいて他にはないのだろう。

 過去にも大津波はあった。実家近くの漁港では大きな被害があった。しかし、実家付近では被害は少なかった。母から聞いたが、ここは大丈夫だという言い伝えがあるらしい。言い伝えにはそれなりの根拠があるという見方もあるが、限られた情報による思い込みである場合もある。「戒め」の意味を持たない、楽観的な言葉には安易に耳を傾けない方がよさそうである。

« 年齢と「若さ」 心はいつまでも若く | トップページ | 中日ドラゴンズ レギュラーの世代交代を進めたい »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 年齢と「若さ」 心はいつまでも若く | トップページ | 中日ドラゴンズ レギュラーの世代交代を進めたい »