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2012年7月29日 (日)

R南高校 保護者会

 私は3人の息子を産み、育ててきたが、そのうち2人は京都R南中学、高校に進んだ。長男はすでに社会人となっているが三男はまだ高校1年生である。

 R南中学、高校には「保護者会」というものがある。定期考査が終わった後に行われる。したがって年5回開催されることになる。中学から高校までの全校が一度に行われるので、体育館が一杯になる。

 開会冒頭は、仏教系の学校なので、三帰依文などの宗教歌を歌い、続いて校歌を斉唱する。伴奏は全国レベルの吹奏楽部が勤める。荘厳な雰囲気があって、気持ちが引き締まる。こういう感覚は宗教学校(すべてこのようなレベルではなかろうが)でしか味わえないものである。ちなみに、吹奏楽部の顧問は長男の中一時の担任であったI先生である。I先生は非常に厳しい先生で、これは非常にまれな事例だが、クラスの全員がこの一年皆勤を貫いた。生活がきちんとできることが、成績が伸びることの前提であるという信念を持たれていた。長男は中高6年間を通じて皆勤であった。 

 会の主な内容は校長の訓話である。長男と三男がこの学校に通った時期は重ならないので、のべ9年余り関係を持っているのだが、その間に2度入れ替わり3人の校長の話を聞いている。それぞれ個性があって面白い。最初の校長は、京大哲学科出身のお坊さんで、それだけに、話は平易ではあったが深みを感じさせた。二人目の校長は、ゆったりした校長で、話方ものんびりしており、独特の味があった。その割には長々と話することはなく、聴く側としては楽だった。いつも寄付のお願いをされていた記憶がある。そして3人目の校長は、今回初めて話を聞いた。スーツを着ていたので、これまでの校長とは違い、僧侶ではないのかもしれない。話は長かったし、僧侶や教育関係者が書いた本からの引用が多く、一部興味深い内容もあったが、もっと自分の経験から得た内容を自分の言葉で話してほしいと思った。ただし、冒頭で、会に遅れてきた父兄に対し、注意を促した点は教育者らしい態度だと感心した。生徒に遅刻するなと口やかましく言っても、親がこの調子ではその教育に力が入らないのは確かだ。

 校長の話が終わると、保護者は子どもが学んでいる教室に移動する。そこで子どもの成績表を受け取り、担任の話を聞く。考査の結果の傾向や普段の学習や行事の様子などが内容である。一つだけ紹介しておくと、夏休みは長いようでもあっという間に過ぎてしまうので、あれもこれも勉強しようと思っても無理がある。苦手な科目と得意の科目とを組み合わせて、モチベーションを保ちつつ、苦手を克服する計画を立てればよいのではないかというアドバイスであった。

 そして、それが終わると一部の保護者と個別面談がある。私も面談したが、短時間だった。成績がよくないことも分かっているし、その原因も承知している。勉強しないからである。先生の言われることは至極もっともなことであり、素直に聞いてきた。なかには、この成績はおかしいとクレームを付ける親もいる。(近くで耳にした。)そんな細かいことを言わなくてもいいじゃないかと思う。ましてや人前でそんなことを言うのは非常識だ。通知表の1点、2点が何に影響すると言うのか?

 そんな保護者会である。

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