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2012年6月30日 (土)

フェイスブックを使った詐欺

 私はフェイスブックをやっているが、あるとき若い娘から友達リクエストが届いた。目のぱっちりしたかわいい女性である。出身地が私と同じなので、その関係でつながりを持ちたいと思ったのかと考えたが、一方では単なる間違いなのかという思いもあった。それでもネットでのやりとりぐらいはいいかと思ってOKし、簡単にメッセージも送付した。

 しばらくしてその女性から以下のメッセージが届く。

 「出身が○○郡で同じだったので、なんだかすごい懐かしい感じがして嬉しくてついおくってしまいました(^_^;)  もしお手間で無ければ miz****@yahoo.co.jp が私のプライベートアドレスなのでメールいただけないでしょうか?(≧_≦)   故郷の話とか周りで話せる人いないので…涙  あ、あと私情で今日か明日にはアカウント退会するので、フェイスブックでメッセ頂いても返せないかもしれません汗 その時はごめんなさい…   って、長いメッセになってしまってごめんなさい汗  メール気長に待ってます(#^.^#)」

 どうもあやしい。同郷の人間に懐かしさを感じる気持ちはありうるが、それが何十人もの人に友達リクエストを送る動機になるだろうか。その中には高齢の男性も含まれている。老人と故郷の話をして楽しいだろうか。暮らした時代が違いすぎる。故郷の話がしたいなら友達だっているのではないか。次に、なぜ相手からメールを送らせようとするのか。相手のアドレスを聞き出して自分から送ればいいのに。それは相手の警戒心を予測しているからではないか。相手に選択権を握らせることで関係の切断を遅らせている。若い女性の写真は当然誘い込む道具になっている。メール気長に待ってますという言葉も上手な誘い言葉だ。それに、メールアドレスも怪しい気がする。若い女性のイメージとはかけ離れた無機的な匂いがする。

 当然ながらメールは送っていない。聞くところによれば、フェイスブックを使った詐欺が横行しているそうだ。一般的に考えて、若い女性が自分の父親の年代の男性とつながりを持ちたいとは思わないだろう。しかし、そんなこともあるのかなと思わせるのがフェイスブックだ。有益なツールであると同時に、悪用のされやすい仕組みでもあるのだ。

 友達リクエストにご用心。

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