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2012年5月12日 (土)

ドラッカー6 何が正しいかを知る

 「決定においては何が正しいかを考えなければならない。やがては妥協が必要になるからこそ、誰が正しいか、何が受け入れやすいかという観点からスタートしてはならない。」(「経営者の条件」(P189)

  自社の立場から、何が正しいかを考える。あるいは自分の職位・職責から、何が正しかを考える。原理原則に従い、考え抜く。そのうえで結論を出し、次のステップである社内への徹底であったり、社外との交渉に進むべきである。

 ドラッカーの言う、「誰が正しいか、何が受け入れやすいか」という発想にしばしば陥ることがある。早く解決したい、軋轢なくまとめたいという気持ちが先立って、自分の軸を見失ってしまう。なんらかの結論が出たとしても、妥協したという意識が残らない。よい交渉ができたという満足感よりも、無難に収まったという安堵感が残るのである。

 重要な指摘であると思う。これはそのまま政治の世界にも通用する話ではなかろうか。

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