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2012年4月 8日 (日)

ドラッカーの言葉 その1

 「組織の中に成果は存在しない。すべての成果は外にある。」

 ドラッカーの「経営者の条件」という本を読み返す。棒線を引いていたり、付箋を貼っていたりで、時間をかけて読んだことがうかがえる。

 ドラッカーが活動したのはもう何十年も前のことだが、彼が唱えた内容は全く陳腐化することなく、その後出版された経営に関する著作が安っぽく感じるほど輝きを放っている。
 

 それは、数多くの組織活動を観察し分析するなかから、組織社会において国を超えて存在する普遍性を導き出したからに他ならない。

 以下、優れた観察のなかから、特に心を動かされた主張を抜き出してみた。組織は自らが目的となりがちであるが、その戒めと読むと同時に、永続する企業の条件として読むことも大事である。

 ただし、注意したいのは、企業における「人」をコストとしてのみ見ることの偏りである。人は単なる手段ではない。生きることはそれ自体目的である。人を雇用することも、企業の責任の一つである。

 ●組織のなかに生じるものは努力とコストだけである。プロフィットセンタ-なるものは言葉のあやにすぎない。内部にはコストセンターがあるだけである

 ●外の世界への奉仕という組織にとっての唯一の存在理由からして、人は少ないほど、組織は小さいほど、組織の中の活動は少ないほど、組織は完全に近づく。 

  ●組織は存在することが目的ではない。組織は社会の機関である。外の環境に対する貢献が目的である

 ●根本的な問題は、、組織にとって重要な意味をもつ外部の出来事が、多くの場合、定性的であって定量化できないところにある。それらはまだ事実になっていない

 ●意識的に外の世界を知覚すべく努力しなければ、やがて内部の力によって外の世界が見えなくなる

 

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