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2012年3月18日 (日)

旧友の講演を聴く(みんぱく講演会)

 金曜の夜、毎日新聞社のオーバルホールで開かれた国立民族博物館の講演会を聴きに行った。大学時代の友人であるSさんが講演するので参加することにしたのだ。

 受付近くに彼がいたので声をかけた。卒業してから電話やメールでのやりとりはあったが顔を合わせるのは初めて。約30年ぶりである。おじさんにはなったが顔つきは変わらない。「サラリーマンになっちゃって。」と言われ、ずっとこれだよと答えたが、彼には学生時代の私のイメージしかないわけだ。

 演題は「ヨーロッパにおけるキリスト教―地域・民族・生活の視点から」というものだった。時間が40分だったので駆け足になって分かりにくい面があったが、断片的で数少ない知識しか持たない私には大変勉強になった。

 キリスト教の特徴

1 唯一絶対で全能の神という考え
2 神がイエスの身体を通して人となったという受肉という考え
3 イエスは十字架上の死後に復活したという考え
4 人類の終末時にはイエスが再臨し、死者は復活して最後の審判を迎えるという考え

 カトリック、正教会、プロテスタントの違い

 地域的には、ラテン系の南ヨーロッパはカトリックが多い。ゲルマン系が多い北・中部ヨーロッパはプロテスタントが多い。スラブ系を中心とする東ヨーロッパは正教会が多い。
 カトリックはローマ教皇を神の代理として崇拝する集団である。プロテスタントは、カトリックに反旗を翻して分離し、教会ではなく聖書のみを絶対的な権威の源泉として尊重する。正教徒は、ゆるやかな連合体を形成する東方正教会のなかの独立の諸正教会の属し、イコンという聖画像を崇拝し彫像を偶像崇拝といて否定する。

 

 この後、もう一人の講演者である、同じ早稲田大学の出身のHさんの「日本人の宗教観―多元的な共存を可能にする思想とは」を聴いた。また、続くパネルディスカッションも面白かった。

 日本人は自国の精神的な文化にもっと自信を持たなければならないというメッセージが、この講演会の主題であった。

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