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2012年2月12日 (日)

元気なし中年

 銀行や証券会社の人と話す機会が多くなりました。厳しい業界の人たちですから、総じて元気がないのですが、特に証券会社、とりわけそのなかの年齢が高い層に目立って元気がありません。

 先日、M証券の担当者2名に面談しました。話していると私と同じ学年だと分かりました。話題はお決まりですが、昨今の厳しい経済環境について。いい材料が出てきません。原料が高騰している半面、製品の売価は低下。企業は値下げ合戦で消耗戦に入っている。リストラで人が減り、賃金が下がる。内需が漸減している。などなど。

 銀行、証券会社はバブルのころはいい思いをしたが、以降はずっと厳しいということでした。それを反映して、経営の統廃合が繰り返されてきました。どこがどうなったのか全然分かりません。昔の社名が残っている場合はまだよいのですが。

 会話は1時間近く続きましたが、明るい話題がなく、愚痴のこぼし合いに終始した感があります。正直、時間の無駄でした。何か経営のプラスになる情報を持ってきてくれないと会う意味もないのです。正直、銀行や証券会社は会社によってどこが違うのか分かりにくいのです。金利の差、手数料の違いがあって、そこは選択の基準になりますが、実際に大きな差があるわけではありません。

 それにしても、あの二人はこれからも元気なく生きていくのでしょうか。社会は、銀行や証券会社へのニーズを減退させています。整理はされてきましたが、これだけの数の会社はなお多いと思います。元々給料の高かった人たちだから今でも生活には困らないのでしょうが、展望がないなかで元気を出すのは難しい。最後は、頑張りましょうの掛け声で分かれましたが、自分の会社を取り巻く環境も厳しいとはいえ、経営としてはまだましだと思った次第です。

 社会の盛衰、業界の盛衰、会社の盛衰、個人の盛衰、さまざまありますが、客観的な世界を大きく変える力は個人にはありません。自分の生き方、行動と考え方を自分の意思に基づいて変えることしかできないのです。逆に言えば、それだったらできます。

 元気を出すことぐらい、自分が思えば、できるのです。

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