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2012年1月 8日 (日)

お守りに反映する世相

  正月に、熊野と大阪の二つの神社に参拝しました。お参りした後には、おみくじを引いたり、お守りや置物を買ったりします。買わない場合でも、どんなものがあるか必ず見て回ります。参拝することが主目的ですが、その行為はほんの一瞬のことなので、それだけで帰るのはもったいない。

 お守りやお札にはたくさんの種類があります。近ごろは特にバラエティに富んでいると感じます。これも商売と同じで(商売そのものかもしれません)、消費者の多様なニーズに応えて品揃えを増やしているからでしょう。こういう商材?は、個々の神社が作っているのではなく製造元があります。だからどの神社へ行っても同じものを売っています。この神社でしか手に入らないというものは少ない。

 面白いのは、病よけのお守りでも病気の種類で分かれていることです。たとえば脳の病気に効くお守りというのがあります。また、心の病用もあります。近年需要が高まっているに違いありません。私は、求めるなら健康のお守りがいいと思います。どんな病気にも適応できるのだからお得です。病気を絞り込んで買うのは、実際にかかってしまったか、かかりやすいと意識しているからでしょう。それで本当に病気が防げるとは思いませんが。病気を気にすること自体が病を誘発する恐れがあります。病は気からといいますから。

 新型インフルエンザが流行してから、インフルエンザ除けのお守りが売られるようになりました。科学的に考えると、感染予防には手洗い・うがいの励行やマスク着用が有効ですし、発症しないためには抵抗力・体力の養成が必要です。お守りでは除けようもありません。これが高じれば、放射能除けまで登場するかもしれません。

 もう一つ世相を反映していると思うのは、就職守りというものです。昔はなかったと思います。就職難はこんなところにも商機を生みだしています。神社も人件費やら建物の改修・維持費が必要なのでお金は要るに違いありませんが、商魂たくましいものです。

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