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2011年12月 4日 (日)

落合博満の『采配』より その4「違いに気が付く」

 特に落合のリーダー論には注目したい。特別に珍しい意見ではなくても、実績を残した人の言うことには説得力がある。

 現場の様子をよく観察して、違い(変化)に気が付くことが大事だと言っている。また、情報をキャッチするためには固定観念を取り除くことが大事だとも言っている。面白いエピソードとして、審判の異変(体調が悪かったそうだ)に気が付いて交代を勧めた話が紹介されている。
 監督は、自分でプレーするのではないから全体を見まわして情報をとり、いつもと違うことがあればその理由を探ろうと動き出す。これが仕事である。

 いつもと同じように見える。なにも感じないということは、見方に細やかさがないということだろう。大雑把にとらえれば、いつもと同じという感覚になる。細かく観察した過去の残像があれば、それが基準にあるから情報が浮かび上がる。

 これは見ようとする意志の問題か、それとももともと備わった感性なのか。両方あると思うが、比率としては後者の方が大きい。ただし、自分の職責を自覚すれば前者のウエイトが高まる。

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