« 落合博満の『采配』より その1「山井の交代」 | トップページ | 落合博満の『采配』より その3「なんでもアメリカ流でいいのか」 »

2011年12月 2日 (金)

落合博満の『采配』より その2「WBC監督固辞など」

 落合はワールドベースクラシックの監督を乞われたが、断っている。彼は契約が優先すると考えている。球団と契約し、優勝することをミッションとして与えられているのだから、そのミッションを最優先する。12球団で話し合い、球団を通じて要請されたのだったら考えたけれども、そういう手続きなしで頼まれても請けることはできないと語っている。

 続いて中日選手の不参加についても触れている。シーズン前の調整時期に参加することは条件的に厳しい。特に故障を抱えている選手は生活がかかる問題だから安易に行くとは言いづらい。なかには契約への影響を考えて球団にさえ故障を隠している選手もいるから、断るにしてもその断り方が難しいのである。選手は個々に球団と契約を結ぶ個人事業主であり、契約にない行動については、あくまで本人の意思が尊重されなければならないと言う。
 落合は、まず行きたい選手に手を上げさせて、その中から選考する手続きが望ましいと書いている。メジャー志向の選手は、WBCの場での活躍が絶好のアピール機会になるからこぞって手を上げるだろう。その気のない選手まで選んで、国のためだから行けと言う空気には反対だそうだ。

« 落合博満の『采配』より その1「山井の交代」 | トップページ | 落合博満の『采配』より その3「なんでもアメリカ流でいいのか」 »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 落合博満の『采配』より その1「山井の交代」 | トップページ | 落合博満の『采配』より その3「なんでもアメリカ流でいいのか」 »