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2011年12月31日 (土)

ゆく年くる年

 何といっても、「東日本大震災の年」だった。何が起きたかは改めて書くまでもない。原発事故も含め、これほどの災禍に見舞われることは予想していなかった。世界でも有数の地震国なのだからリスクは大きいが、国が安全だと言い続けてきたことも備えを疎かにした原因である。特に原発はそうである。

 人命は元には帰らない。崩れたものは、お金をかければ再び築くことができるが、時間が失われる。放射能については、どうやって終息できるのか見当がつかない。

 震災を通じて、外国から支援を受けた。称賛されたこともあった。原発事故では非難を浴びたし、今後も処理の仕方をめぐって批判を受けることがありそうである。

 もともと、政治・経済・社会各分野で問題が膨らんでいた。そこにこの惨禍が上乗せされた。この経験をどう受け止めるべきか。われわれの築き上げたものは脆く、崩れ易いことを知った。また、細かいことにこだわっていては前に進めないことも知りつつある。

 既得権にこだわってはいけない。いったん、すべてのものをご破算にして、やり直す発想が必要だ。それほどのことが起こったのだが、はたしてそういう認識が政府や東電に生まれたのだろうか。その後の言動を見ていると、そうとは思えない。皆さんは、どう思われますか。

 自然災害は、その発生をコントロールできない。来年も何かが起こるだろう。過去の被害を教訓に、早期に非難するなどの行動で対処しよう。行政も、その旗を振ってほしい。

 人災は有効な対策を打てば防げるし、被害を小さく抑え込むこともできる。そういうものにどれだけの金と人材を投入できるかである。利益を優先しすぎると、対策は甘くなるのが当然の流れである。

 今年よりもずっといい年になりますように。素直に祈りたい。

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