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2011年11月 2日 (水)

勉強しなさい

 人形劇ひょっこりひょうたん島のなかで、中山千夏らが「勉強なさい、勉強なさい。大人は子どもに命令するよ。」と歌っていた。その影響でもなかろうが、世の中、勉強せよとあまりガミガミ言わない方がかえって自ら学ぶ子に育つのではないかと考えるようになっていった。

 しかし、今思うにその考えもまた一面的ではないだろうか。勉強はいずれしなければならないのである。なぜ勉強するのか考えることは重要だが、その理由付けが自分でできるようになってから勉強を始めたのでは実際は手遅れである。昔の人は論語の意味も分からないのに論語を覚えさせられた。勉強の基礎はそのようにして身に付くものである。外圧に拠らずして勉強は習慣化しない。

 だから、勉強なさい、勉強なさいと口やかましく言うのも親の仕事かもしれない。私自身あまり言ってこなかった。塾へ通わせることによって、塾の先生が代わりに言ってくれたのだが、塾へ行かなくなると勉強しなくなった。

 人間、すべての行為が明確な目的意識のもとに行われているのではない。大抵があまり考えずに行動している。文字通り主体的に勉強できる人は、よほど才能豊かな人であろう。普通の人はある意味仕方なく勉強している。本人にもっと早くやっておけばよかったと後悔させないために、親は口やかましさを避けてはいけないのだろう。

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