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2011年11月15日 (火)

あまりに杜撰な一般化

  先日テレビ朝日の報道ステーションを見ていたら、オリンパスの不祥事に触れていた。そのなかで、古館一郎の隣に座っていたコメンテイターが、これから日本の企業はどうなるのかという感想を漏らしていた。

 オリンパスのような企業は例外である。バブルの崩壊以来、失われた20年の間、嘘をつきとおしてきたのである。社員と株主の大半は騙され続けてきた。こういう企業と同列に論じられたのでは他はたまったものではない。もちろん、厳密に言えば、公正・厳正な経営に徹している企業は少ないだろう。しかし、ものごとには程度の問題がある。

 これから罪のない人たちへの被害が広がるだろう。急降下した株価が回復しなければ株主損失は甚大である。投資にはリスクがあるとはいえ、開示されている情報が嘘の情報であれば判断のしようがない。また、今のところ問題はないようだが、失われた信用の影響で業績が悪化すれば社員の将来にも響いてくる。
 バブル期の損失は自業自得であるが、その処理の仕方にやりようはあったのだと思う。オリンパスの社員は真面目に働いて本業では利益を出してきたのであるから。一部の役員が責任逃れのために起こした行動が、一流の企業の看板を無残にも泥まみれにしてしまった。

 どこかにまだ隠し通している奴らがいるのだろうか。

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