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2011年11月17日 (木)

原点が存在する

 どうしたら業績が上向きになるのか。仕事の計画性を高めなければならないとか、社員同士、部署同士のコミュニケーションを高めて情報の流れをよくしなければならないとか、幹部が考えて組織全体で実行しようとする。ところが、いくらか進展したとしても大きくは動かない。指示された方は、目的を十分理解せず、あるいは思慮不足・力量不足のため期待したとおりの行動には至らない。

 仕事としてやるべきことは、製造業であれば、製品を顧客に買ってもらうことである。そのためには買っていただける製品を開発し、設計通りに製造し、提供しなければならない。どうしたら買っていただけるのか。そこに仕事の原点がある。そこで頭を使わず、言われたことをやっていればいいという姿勢では新しいものはなにも生まれないではないか。

 自分の経験は踏まえつつも、ゼロベースで考えてみることが必要だ。そんな高級な答えは出てこないが、仕事の基礎にあるものが見えてくるのではないか。今まで、ただあると思っていた物なり仕組みなり組織が、それなりに意味があるのだと分かってくる。そして、それを上手く使わないと実績が作れないのだと知る。

 そもそも論が、たまには必要だ。われわれはすべてのものを所与のものとして受け取っている。そういう状態では、自分の力で現実を変えようとするエネルギーは生まれるはずもない。

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