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2011年10月22日 (土)

「初心者ですから」は通用しない

 まだ十年にはならないと思うが、国会の中継を聴いていた時の話である。法務大臣に就任したばかりの南野知惠子氏が、野党からの質問にうまく答えられず、窮して「なにぶんにも初心者でございまして。」と答弁した。(言葉は正確でないかもしれないが、意味としてはこういうこと。)それに対し非難の声が次々と上がり、場内が騒然としたのである。

 責任ある職に就く者は「初心者」であってはならない。異動あるいは抜擢によって、必ずしも明るくない分野に身を置くことがある。その時にも、初心者だ、素人だと言って責任を逃れてはいけないし、また逃れられるものでもない。分からぬことは自ら調べるなり、部下に質問するなどして不足の部分を埋め合わせる努力をしなければならない。部下も、実務的なことは自分の方がよく知っていることを自覚しているし、自負もしているはずだから、上長の後押しをすべきである。

 組織の内部においては自分の苦手な分野を隠す必要はないし、逆にオープンにして援助してもらうがよい。もちろん援助ばかりしてもらうわけにはいかない。適切な状況判断と意思決定で組織運営を首尾よくこなし、上長の権威を示さなくてはならない。

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