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2011年10月24日 (月)

実行力のない組織

 トップはよく考えよく働くし、メンバーは皆まじめで能力がないわけでもないのに成長できない組織がある。どうしてそうなるのか。

 組織が大きくなる過程で、一人のリーダーが圧倒的な指導力を発揮して引っ張る時期がある。組織が小さく、事業の範囲も狭いから、かなり細かな指示まで下される。そうするとメンバーはその指示を忠実にこなしていけば事業は前進するし、役割も果たせているのである。

 こういうスタイルが定着すると、指示を超えた仕事はしないようになる。指示自体決して甘いものではないから、それをやり遂げるだけでも骨が折れる。それ以上のことをやる余力はない。しかし、組織が大きくなってくると、そのスタイルとの不整合が起こる。トップの見える範囲以上に事業範囲は広がる。指示される側は、指示以上にやるべきことが増加する。

 トップもメンバーもともに考えを改めなければならない。トップは細かなことまですべてを掌握することを断念しなければならない。これは辛い決断だが、自らの管理のやり方を変え、要所要点を上手に把握する方法を考え実行すべきである。メンバー(幹部になった)は、自分が任された組織において、昔のトップがやっていた仕事ができなければならない。自分の部署をひとつの会社だと考えればよいのである。

 トップとメンバー(幹部)双方に決断が必要だ。実行力を発揮するには、従業員一人ひとりのモチベーションを上げるなど多彩な方策が検討されるが、今述べたことを、まずは出発点としなければならない。

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