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2011年10月19日 (水)

貧乏人は偉いのだ

 しばらくの間、スーツを除く衣類をユニクロで購入していた。シャツ、ジャケット、下着、ズボンなどであるが、着てみて気付くのは「飽き」の早さである。ユニクロの中でも比較的高い値段で買ったジャケットは長く着ているが、シャツは二年着ることはない。たんすのなかに押し込んだままになる。そして結局捨てることになる。同じものばかり着ているから飽きるのだという見方もありうるが、経験的に判断するとそれなりの値段で買ったものは何年着ても飽きがこず、傷むまで捨てることがない。

 着ないものを後生大事にとっておいても何の役にも立たないから結果的に捨てるのも仕方がないが、無駄をしているには違いない。最近は考え方を変えて、10年着られるものを選び始めた。値段は5倍10倍であっても、計算上元は取れると判断される。もっとも、元手がないから一度に買い替えることはできず、少しずつの入れ替えだが、一巡すればしばらく買い足さなくてもよくなる。

 理屈としては同調してくれる人が多いと思う。ここで問題は、やはり元手なのだ。当面の資金の有無である。なければユニクロに手が出るし、あればいいものを買えばよい。これは一つの仮説だが、金持ちの家には物が少ない。家そのものが大きいから少なく見えるという面もあるが、わたしたち貧乏人の家にはがらくたが多いのである。
 結局のところ、貧乏人は安いものを買うことになる。そして、考えてみるとその安い商品は大抵アジアの新興国で作られている。貧乏人の消費が、新興国とその国の労働者を支えていると言えなくもない。貧乏人は国際貢献をしているわけで、とっても偉いのだ。

 (ちなみに、金持ちが存在するのは貧乏人が存在するからです。両者は裏腹の関係です。)

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