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2011年9月 5日 (月)

野田佳彦

 政治家個人にはあまり興味がないので知らなかったが、第95代の内閣総理大臣に就任した野田佳彦氏は大学の先輩にあたるそうだ。同じ学部学科卒であり、野田氏の卒業年度を見ると私が1年の時に4年だったことになる。ただし年齢は1つしか違わない。

 松下政経塾の1期生とのことで、当時この塾は随分脚光を浴びていたように記憶している。出身者は他に、5期生の高市早苗や8期生の前原誠司がいるが、樽床、原口、玄葉など民主党の議員が多い。基本的に保守の政治家であるが、世襲に拠らず議員になっている点は、形式上の問題ではあるが、政治の近代化に寄与したと言えるかもしれない。はっきり覚えてはいないが、私は、経済人が政治家を育てることに違和感を覚えていたように思う。ちなみに、松下幸之助は若いころに保田與重郎に傾倒していたというし、天理教にも影響を受けたらしい。

 さて、野田首相のことだが、いきつけの10分千円の理髪店に立ち寄りさっぱりしたとの新聞記事があった。もともと、髪は短くすればそれでいいという合理主義なのだろうが、庶民派をアピールするにはよい記事である。日本人の道徳は、一国の首相にも清貧を求める。私にもそういう傾向があるが、国内向けにはそれでいいとしても、外国の要人やメディアに対しては多少気を使うべきであろう。身だしなみはきちんとし、ある程度のグレードのスーツをまとう必要がある。われわれと同じような一着二・三万円のスーツではみすぼらしい。(さすがに、そんなものは着ていないだろうが)

 増税論者であったり、集団的自衛権を主張したりで、意見の合うところは多くはなさそうだが、とにかく震災の復興を早く・速く進めてほしい。誰かが、けちけちしないで予算を付けたいと語っていたが、誠にその通りである。

 一年毎に首相が入れ替わることは対外的に恥ずかしいという意見が多く聞かれ、一般論としては賛同するが、仕事ができなければやめてもらうしかないではないか。いい仕事をして、長く務めていただきたい。

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