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2011年9月26日 (月)

論点を合わせる

 先日、あるテレビ番組で、定まった職に就かない若者の問題について議論されていた。そこでは、仕事そのものが不足している現実を問題視する意見と、仕事はあるのに選り好みをしている若者の傾向を問題視する意見とがぶつかっていた。

 この二つの意見は次元が違う。いわば、前者はマクロの問題であり、後者はミクロの問題である。同じ土俵に上げてはいけない。仕事の不足については、そのことをどうとらえるのか、あるいは問題であるならなどうやって解決をするのかに絞って議論すべきである。後者の若者の傾向については、彼らがそういう行動をとっている背景を論じたい。教育の問題に行き当たるかもしれないし、社会そのものがそのような価値観を生み出しているかもしれない。

 意見がぶつかったり、議論が紛糾したりすることを見世物にする番組だから、上記のような議論の整理はされない。本当に問題を解決したいのであれば、問題を絞り込んで知恵を出すべきである。

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