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2011年8月10日 (水)

人への対し方 尊重し合えるか

 Aさんという社員がいる。私よりもベテランであるが、私の部下である。社屋の管理、その他庶務的な仕事をやってもらっている。

 会社には、工場や営業所から、また仕入先や販売先から荷物が届く。宛先の部署はさまざまである。同じ工場からの荷物でも行先は複数に分かれる。Aさんは、到着した時、一階に留め置くことが明確な荷物以外は、各部署が集まって仕事をしている二階フロアまで荷物を持って上げていた。ところが、折角持って上げた荷物も、こんな嵩張る物を持ってこられても困るからまた一階に下ろしてくれと言う社員がいる。Aさんにしてみたら、汗をかきかき働いている甲斐がない。Aさんはいつもぼやきながら仕事をしている。

 到着した荷物の扱いについては、現状を分析して、効率的な仕組みを考えれば改善はできるだろう。それはそれで指導するとして、人の扱いについてはどうだろうか。
 「庶務の仕事だから運ぶのが当たり前でしょう。」「管理職に上がれなかったからそんな仕事をしているんでしょう。」「それなりに給料をもらっているんだから辛抱してやりなさいよ。」こんな気持ちで接しているのではないか。それがAさんに伝わるから、面白くないのだろう。

 そんなAさんでも、ある部署の荷物だけは文句を言わずに運んでいる。それは、その部署の課長に相談されて特別に荷物置き場などを設けて協力しているからだ。頼りにされ、感謝されれば納得してやる。これは当たり前のことなのだが、日々の仕事の中で気づかいができていない。実は、こんなことで士気を落としてしまっているのである。

 経営の立場からみてももったいない話であるし、それを切り離して、組織における人と人との関係の在り方から考えても、放っておいて済む話ではない。

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