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2011年7月17日 (日)

ああ 「やらせメール」

 九州電力の「やらせメール」が話題になった。日経ビジネス(だったと思うが)の配信記事では、共産党の機関紙である赤旗がその真相をすっぱ抜いたのが騒ぎの発端らしい。なぜそんな頓珍漢なことをするのか。メールによる賛否の表明が影響力を持つのは今の現実だとしても、それを社員を使って工作しようとする判断は、一担当の個人的な所業ならいざ知らず、組織的な行いとしては甚だ大きな過ちである。急場をしのぎたいという感情は起こるものだが、それを許さない原則的な立場、信念に依拠して自制しなければならない。

 政治でも経営でも同じだが、嘘は良くないのである。当事者が顧客を装うことは、いわゆる「やらせ広告」としてこれまでも行われ、非難されてきた。特に今回の出来事は、原発の問題だけに重たく、政治性も帯びているために、社長の辞任にまで至った。メールについては、反対派も数多く組織して送らせていると思われ、単純に数だけで世論を判断できないが、それは違法ではないし、道義的にも問題視できない。やはり、当事者がそんなことをやったというのは次元の違う話である。

 人間、追いつめられると、とんでもないことをやらかしてしまうものだ。九電をかばうつもりは毛頭ないが、今回の問題はもはや彼らでは判断できないレベルの領域に入ってきたのではないか。

 ともあれ、何事も、事実に基づいて判断し、行動したい。

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