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2011年7月23日 (土)

被災地における窃盗・詐欺に注意

 3月11日の東日本大震災発生から6月末までに岩手、宮城、福島の3県で確認された現金自動預け払い機(ATM)からの窃盗被害が計56件、6億8400万円に上ることが警察庁のまとめでわかった。(読売新聞)

 普通の人間の判断では、こんな災害の時に混乱につけ込んで盗みを犯すやつらはとんでもないやつらであると思う。このような犯罪を企てる連中は、日常的に盗みを繰り返しているグループであり、だからこそ震災に「対応」できたわけだ。それこそ筋金入りの悪である。

 人の不幸につけ込むのは、窃盗もそうだし、詐欺もまた多い。住居が壊れた、機械が壊れたといえば、安く修理しましょうと近寄る。実際にあるのかどうか知らないが、頭金だけ振り込ませてとんずらすれば丸儲けとなる。

 被災地では、略奪が行われることなく、冷静に行動したと海外で報じられた。日本人は素晴らしいと、その報道によって認識をもった人も多いだろう。たしかに、被災した人たちはおとなしかった。それは災害があまりに想像を絶するものであったために茫然自失の状態であったのだ。そういう状況ではあったが、外部の悪党がこのエリアに入り込み、ATMの窃盗だけではなく、自販機も破られたりなどした。

 日本人はおとなしく、自制的であることを否定はしないが、外国と同じように悪人はいる。そして、悪人はグループ化している。一人で独立独歩、悪を貫く人間は少ない。そういうことができなくなっているのだろう。

 グループ化し、巧妙化している犯罪の手口があり、被災地の人々も注意をしなければならない。被害は注意していれば防げるものが大半である。自分で性急に判断せず、ひとに相談するのがよい。情報に詳しく、合理的に判断できる人物が近くにいればありがたい。相手の話していることが虚構なのか、実体のあるものなのか、質問を投げて続ければ、そのうち回答に不整合が出てくる。また、相手にしても利益が得られないと分かれば、すぐに遠ざかっていくだろう。無駄なことは早めに切り上げようとする程度の合理性は彼らだって持っているのである。

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