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2011年7月24日 (日)

「花ざかりの君たちへ」の問題点

 AKB48の前田敦子主演。視聴率が低迷している。その真因は分からないが、子どもたちと観ている中年の私にとってはなんともつまらないドラマである。

 前田敦子は48の総選挙で1位に返り咲いた人気者である。しかし、48は集団で威力を発揮するものであり、ピンでの活躍は難しいのではないかという意見もある。確かに一人ひとりを見ると、美少女コンテストで優勝できるほどの素材ではないように思われる。その点では、かつてのおニャン子クラブの方が逸材を擁していた。国生さゆり、生稲晃子、渡辺美奈代、工藤静香、渡辺満里奈など。もっとも、それほどの素材ではないからこそファンの女の子達との距離感がなく、支持されやすいという側面もある。

 さて、「花ざかりの君たちへ」であるが、堀北真希主演の前作を受けたリメイクである。キャストを見ると前作より見劣りするのは否めない。それはともかく、中身があまりに浅薄であり、原作のアニメがそもそもそういうものだったのかもしれないが、シーンにつながりがなく、リアリティーに欠ける。

 すべてが結果なのである。結果にはプロセスがある。プロセスは見せない。結果は華々しくとも、プロセスは地味であり、時に苦しい。そういう苦しさを今の若者は見たくないのだろうか。あるいは、作り手がそう思い込んでいるだけかもしれない。ひょっとしたら、そういう作り手の若い視聴者への見くびりが低い視聴率を生んでいるのかもしれない。俺たち、私たちを馬鹿にしないでよというメッセージなのかもしれない。

 前田敦子の悪口を書いているのではない、彼女は真面目でいい子である。

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