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2011年7月 6日 (水)

問題解決屋

 新聞や雑誌を読んでいても、テレビを見ていても、社会的な現象に対してその問題点の指摘はするが、解決策まで明確に言える人は少ない。確かに日常の生活で発生する身近な問題を解決することと違い、簡単ではないと思うが、ケチをつけるだけなら誰にでもできることである。

 いい問題の指摘は、そのなかに解決の糸口を含んでいる。客観的、構造的な問題把握は、結果、客観的、構造的な解決策を導く。

 私たちが期待しているのは、評論家ではなく、問題解決屋である。問題は口で言っているだけでは解決しない。とはいえ、実権を持たず、発言するしか手のない人間であれば、発言の中身で勝負するしかない。未来に向けて、創造性を含んだ発言は人を勇気づける。

 一番欲しいのは問題を解決できる人。社会的な問題であれば、権力や権威、リーダーシップと解決のスキルが必要になる。これは政治家や経営者が具備すべき要件であろう。ところが、この要件のいくつかが欠落している場合がある。権力は、政治家であれば選挙に通るだけでも発生するし、大臣の椅子にでも座れたら大きなものが手に入る。しかし、それ以下のものは本人の資質と努力の積み重ねによるものである。そういうことも含めて、「できる人」が育ち、活躍してほしいと思う。

 ある経営者は、幹部に評論家は要らないと断じた。本当に欲しいのは、実践する人であり、変革する人である。

 ある思想家はこう言った。大事なのは、世界を解釈することではなく、世界を変革することである。

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