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2011年7月25日 (月)

AMEMIYA

 今年のR-1グランプリ準優勝のAMEMIYA。街で見かけたありふれたキャッチコピーなどの言葉から物語を展開するパターン。普通に見かける言葉とそれに続く悲惨な世界とのギャップが哀愁とともに笑いを生む。しかし、同じパターンの連続ではすぐに飽きられる。
 同じネタも2回までかな。難しいけど、でも、メッセージ性はあるね。R-1で、「東京ウォーカーに載りました」のネタを初めて耳にした時は衝撃的だったけど、あれは叫ぶ歌い方が新鮮だったのと、ネタのまとまりが良かった。決勝になると、「この売り場から一等が出ました」はちょっと冗長というか、間延びしたね。ネタが逆だったら、もしかしたかも。

 不幸なできごとを並べて、そういう現実、そういう人々を具体的にイメージします。そういう人っているな。(個々の出来事は実際にある。それが一人の人間に降りかかると大変なことになる。)でも、自分は比べてみればずっとましじゃないか。そんな気持ちが聴いている人の本音じゃないか。

 貧困の問題や環境問題を締めに持ってきてさらに落差をつけようとする。いいやり方だけれど、パターンに慣れたらくどくなるね。長くは使えない。やっぱりお笑いはお笑いなんだからあまり立派なことは言っちゃいけない。一発売れるためには、あれぐらいのインパクトは必要なんだろうけど、安定して稼ぐには、トークを磨いてバラエティーのレギュラーで定着するとか。その確率があまりに低いなら、本当に地味に芸を磨くしかない。でも、今やそんな稼ぎ方はできないし、それだったらアルバイトの方が収入としてはましかも。

 お笑いなんて、掃いて捨てるほどあるから、こいつは違うなと思わせるのは大変だね。そういう意味じゃ、AMEMIYAのパターンはよかった。もう見られる機会は少ないだろうね。また違ったパターンを作ってほしい。有吉ぐらいしゃべれたら売れるんだけどね。

 それでも頑張って欲しいね。

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