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2011年6月22日 (水)

ザ・リッツ・カールトン大阪

 仕事で利用した。私生活では、このような高級ホテルに縁がなかった。数週間前に、事前の打ち合わせで初めて館内に入ったのだが、まず入ったとたんにいい香りがしてくる。安物の人工的な香料では味わえない、自然で心地よい匂いである。次に、落ち着いた調度品類と美術品。英国貴族の館という雰囲気だ。照明は控えめで、これも落ち着いた雰囲気作りを演出している。館内はかなり入り組んでいて、慣れないと移動が難しい。もちろん案内に聞けばわかるのだが、これも慣れない人間には煩わしい。安い施設ほど、安い店ほどセルフサービス化しているので、手厚いサービスに不慣れであり、何かをしてもらうことに窮屈な感じを持ってしまう。

 仕事のあとで、お茶を飲んだ。コーヒーが1350円で、サービス料が13%つく。1500円ほどだ。私のような貧乏人は、値段だけ聞くと、これで牛丼が5杯食べられるなどと思ってしまうが、実際その場を経験すると、落ち着いた雰囲気で、大声でしゃべる人もおらず、創造的な会話を楽しむには格好の場である。世間話や悩みごとの相談は向かない。こういう空間は生活の場に確保することが難しい。どんなに金持ちで、どんなに立派な豪邸を建てても、こういう空間は作れない。

 たまにはこういう場所に来るのもいいなと思った。コーヒー1500円といえども、プロ野球を見るよりもずっと安いし、映画の料金並みだ。一本の洋画を観たつもりになれば、安いものである。

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