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2011年6月27日 (月)

寄本勝美先生が亡くなられていた

 インターネットで寄本ゼミ出身者である乙武洋匡を検索していたら、寄本先生が亡くなったとの一文が目にとまった。全く意外であった。今年退官してすぐのことであり、ましてや70歳の若さだから考えもしないことである。

 寄本先生は和歌山の田辺市出身ということもあって親しみのある先生だった。郷里には車で帰ると聞いたことがあったので、さぞかし時間がかかるだろうと思っていた。ゼミには、現在早稲田大学大学院公共経営研究科の教授である小原隆治氏の紹介で入った。先生とは何度か話をさせていただいたが、記憶に鮮やかなのは「民主主義は疲れるよ。」の一言だった。その当時、どこの自治体だったか、市民参加の委員会が持たれていて、そこにアドバイザ―として行っておられた。そこで、おそらく議論がまとまらず、期待した成果が得られなかったのであろう。夜遅くまで付き合わされて疲れている様子だった。自分には直接益にならないことでも信念に基づいて頑張っておられた。おそらく急死されたのも、そういう長年の無理がたたったに違いない。

 私の卒論を読み、突飛なことが書いてあったので笑われていたことも思い出す。卒業してからお会いしたのは一度だけだったと思う。先ほど名前を出させていただいた小原教授の結婚式の時だった。この時も、元気かねと笑顔で言っていただいた。

 すでに3カ月も経ってしまったが、ご冥福をお祈りしたい。

weblog死亡欄より

寄本勝美氏

早稲田大学教授の寄本勝美氏、東京都東村山市の自宅で3月28日死去。70歳。

1940年和歌山県田辺市生まれ。64年早稲田大学政治経済学部自治行政学科を卒業。70年同大学大学院政治学研究科博士課程単位取得退学。
78年早稲田大学政治経済学部教授となる。94年京都大学で博士号取得。11年早稲田大学を退職。地方自治が専門で、都市行政、住民参加、ごみ問題などを研究。日本地方自治学会理事長や廃棄物学会(現廃棄物資源循環学会)会長などを歴任した。

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