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2011年6月 1日 (水)

会社にとっての新しい年

 私の勤める会社は5月末で会計年度を終え、6月1日が新しい年度の始まりになる。世間では3月末決算の会社が多く、ある時期に決算発表や株主総会が集中するが、5月末決算の企業は少なく、世間の様子をうかがいながら準備ができるメリットがある。

 ここしばらくは、予算を作ったり、事業計画・業務計画を作ったりで忙しかった。これは毎年のことで、過去の失敗を活かして、作成の手順についても、計画の中身についても、年々レベルを上げていきたいが、思った通りにはいかない。もちろん、良くはなっているが、飛躍的前進はない。なにぶん小さな会社なので、作り手に変化が少なく、その人間の癖が色濃く出るし、会社の風土の悪い面も共通して反映する。
 たとえば、どんな課題でも一年間かけてやろうとする。できる課題は短期で仕上げてしまえばよいのだが、表が6月から5月まであるので、5月まで線を引いてしまう。こういうものは形式からくる錯誤である。しかし、人間のやっていることにはこういうことが多いのである。

 なにか、愚痴のようになってしまったが、新しい期のスローガンは、「意識と行動の変革」である。何年も言い続けているが、変われない人が多い。勤めた経験の長い人ほど変われないし、学歴のある人ほど変われない。「変な」プライドが邪魔になっている。その点、高卒の比較的若い層は変わりやすい。伸び代があるのである。

 プライドを捨てて、初心に帰ろう。プライドに見合うほど、大した能力はないのである。大手の企業に比べたらそのスキルも知識も見劣りする。他流試合をすれば分かることだ。馬鹿になって、改めて学ぼうとする姿勢で臨めば、ベテランにもまだ伸び代はいくらでもある。

 世間の相場から見たら、なんとも大きな計画を作ったが、なんとしてもやりきらねばならない。

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