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2011年5月21日 (土)

会社の常識 仕事の常識

  会社に勤務していて、いろいろな人の働く姿をみていて分かることがある。その姿勢や態度と仕事の成果との関係について、法則的とも思える確かな傾向について書いてみたい。

1 整理整頓のできない人は仕事ができない
 ある狭い範囲の仕事においてその技を磨いていくような職人的世界であれば別だが、いくつもの仕事を並行して進めなければならないビジネスパーソンには段取りのよさ・計画性が求められる。その時に必要な書類や道具の整理整頓ができていなければ、明らかに効率は落ちてしまう。
 私も元来几帳面な性格ではないのだが、勤める中で周囲の影響を受け、机の上や引き出しのなかはずいぶんすっきりしてきた。私だけではなく、社員のほとんどができるようになっている。しかし、まれに書類が雑然と積まれている机を見かける。こういう場合、その机で仕事をしている社員は要領が悪く、納期を守れない人である。

2 言い訳が先に来る人は仕事ができない
 仕事の進捗について確認を入れると、必ずと言ってよいほど言い訳から始まる人がいる。聞く側が知りたいのは現状である。できていようができていまいが、まずは事実である。それを先に言わずに、言い訳しては要求が満たされない。
 責任を負っているので言い訳したくなる心情は分かるのだが、やはり事実が大事であり、質問にはストレートに答えるべきである。仕事を進める上で基本となるルールなのだが、いくらそのことを指摘されても改善しない人はいつまでたっても仕事のできる人にはならない。

3 遅くまで事務所に残っている人は仕事ができない
 考えたら当たり前の話である。仕事が終わらないから残っているので、要領の悪さの結果なのである。人による生産性に差がつかない単純労働であれば、長ければ長いだけ多くのアウトプットがあるのだが、知的な要素の強い労働においては、時間とアウトプットの大きさとは必ずしも関係しない。
 昔であれば、遅くまでご苦労さんと褒められるかもしれないが、今や遅くまで残っているとマイナスの評価になってしまう。そういう私も遅い方だが、同じく遅い人を思い浮かべると、段取り下手でただ真面目に頑張っているタイプの人が多い。上司にとっても会社にとってもありがたくない人である。
 付け加えると、仕事の要領の問題とは別にけじめの問題もある。実は、終わって帰れる状態にあるのに帰らないのである。かといって、残業代がほしいからといった明確な目的があるわけでもない。こういう悪習はなかなか断ち切れないものだ。管理職は残業代が付かないから遅くなってもよいという考えもまだ残っている場合があるが、上から早く帰るようにしないと全体のけじめがつかない。

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