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2011年5月12日 (木)

ある企業の社内ニュースより

【環境が大きく変化 東西のギャップ】
1 大阪の街は明るい?
 東京から出張で当社を訪れた方の話。東京のビルは5時になるとエントランスの灯が消され真っ暗になります。繁華街でも早い時間で店じまいしてしまうので暗いんですよという話。テレビなどで少しは情報として知っていますが、大阪にいると実感は湧きません。かなり意識にギャップがあるようです。
2 東京のビルは今夏30度?
 夏の節電対策に苦慮する各企業。特にIT関連の企業は事務所で多量の電力を使うので頭を悩ませているとか。夏場の室温設定を30度で検討している会社もあります。そうなると当然上着やネクタイは着用できません。シャツの素材なども考えなくてはなりません。ちなみに政府はポロシャツを推奨するようです。
3 文化まで変わる?
 今回の地震は、日本人の考え方(歴史観、社会観、人間観、人生観)を大きく変えてしまうのではないかと言われています。服装を始めとした生活スタイルや働き方への影響はずでに出始めています。しかし、その部分でも東西で落差があり、50Hz文化圏と60Hz文化圏とが分かれているという表現まで使われるようになりました。とはいえ、環境の問題や資源の有限性は共通の問題ですから、国単位で考えていかなければなりません。

【日本の未来 日本売りへ?】
 長引くデフレ経済のなかで右肩上がりの成長は夢物語になってしまいました。ある研究者に言わせると、少子高齢化という言葉で表される人口構成の変化が経済変動の根本的な要因となっているとのことです。そうすると明らかに衰退局面に入っていることになりますし、今回の地震はそれに拍車をかける要因になる可能性があります。
 心配なのは未来への展望を失くすことです。地震を機に、日本の富裕層が蓄えの一部を外貨に換えるなど、資産の海外移転を加速しています。引き続き円が売られていけば円安が進むでしょう。加えて、企業の海外移転、資金移動も続いています。こういう現象を「日本売り」と表現することができます。これまで日本の財政は日本人が支えているから大丈夫だと言われてきましたが、今後はそういう理屈は成り立たなくなるでしょう。
 しかし、一般庶民には移転する財産もありませんし、逃げ出すこともできません。できることは、生活の仕方などを変えながらも、一所懸命働くことだけです。ただし、その一所懸命さの中身についてはよくよく考える必要があります。環境の変化に合った質を含んでいなければなりません。未来の環境を先取りしたものが生き残るのです。

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